夏休み

ゼンシンの日々

8月も後半…まだまだ日中は残暑厳しい日が続きますが、朝晩は寒いくらいになってきました。

この辺りは、お盆が過ぎると子供たちの夏休みも終わり二学期がスタートします。

今年も遠出はできない夏休みでしたが、同じ郡内の実家の畑でたくさん野菜を収穫させてもらってきました🤗

農家ではありませんが2・3カ所で色々な物を作っているようです。

最盛期は過ぎたものの、まだまだたくさんの野菜。

車で30分程の距離に住んでいるとはいえ、子供たちが大きくなるにつれてなかなか行く機会も減り、私自身も畑に行くのは久しぶりでした😅

野菜の花も子供たちから見たら珍しいもののようで、花壇に咲く花もいいけれど野菜の花も可愛いですよ🍅

何の花でしょう♪

夏の風景

ゼンシンの日々

連日暑い日が続いており、昆虫たちも現場でよく見るようになりました。
毛虫やスズメバチなど注意しなければいけない昆虫もたくさん出ますが、綺麗な虫たちも多く観察出来ます。

カメラを向けると、以外にもかなり接近して撮影できました。
現在、県内の各地で現場作業を行っていますが、各地で見れる風景の違いも楽しみの一つとなっています。

【増井 博明 森林紀行No.8 中国編】 No.6_紫禁城

森林紀行

筆者紹介




2006年7月28日(金)


 朝は昨日スーパーで買ったパンやヨーグルトを食べ、8時半にRiさんが迎えに来てくれ、万里の長城や故宮博物館を案内してくれる。しかし、また天気が悪い。朝から雨が降っている。Shuさんはもう何回も行っているのと、強行軍だったので疲れており休養することとした。

万里の長城
 万里の長城の北京の入り口まで高速道路で1時間以上かかった。ここは森林公園となっていて北京市林業局が管轄している。

北京市の万里の長城入り口の森林公園事務所

万里の長城にて
 公園の事務室に行き、Riさんが手続きして、我々は森林の視察ということで万里の長城に登ることができた。登って東側の城壁はあまりに人が多く、列をなしているので西側を行く。結構急な坂もある。一頻り歩くと色々なお土産屋があり、また押し売りが沢山いる。金属のプレートでできた登頂記念板に名前を彫ってあげると押し売りにきたものが、150元(2,250円)で良いという。10倍くらいは吹っ掛けているだろうと思ったが、それより少し高い20元から交渉すると、あっさり30元で(約450円)で折り合ってしまった。

万里の長城
案内板
万里の長城

 次におばさんがTシャツの押し売りに来た。このTシャツも100元から始まり20元(約300円)で折り合った。次の押し売りのおじさんは万里の長城の写真案内本を売り付けに来た。これも100元から始まり20元で折り合った。相場がわからないが、20元だと300円だから私には安く買えたのかなあと思っていた。Riさんに聞くとどれも非常に安い良い買い物だったと言う。

降りる
 もう降りる時間だとのことで、1時間くらい散歩したところで、同じ道を戻る。途中、日本人のように見えた若い女性がいて、英語をしゃべっているので、英語で話しかけたらインドネシアの女性であった。姉妹で観光にきており、妹が中国に住んでおり、姉がオーストラリアから遊びに来たということであった。姉はオーストラリアの大学を卒業したとのことで、若いRiさんと話が合いそうであったが、時間がきたのでそこで分かれ万里の長城を降りることにした。

昼食
 昼は北京林業局のShuさんと若い女性のKakさんが待っていてくれた。勧め上手でまた、生ビールを2杯飲んでしまった。生ビールはビンの燕京ビールよりははるかに美味かった。

故宮博物館
 昼食が終わり、故宮博物館まで車で送ってもらった。Riさんは引き続き故宮博物館を案内してくれた。紫禁城とも言われる。
 私は台湾の故宮には行ったことがあり、台湾の故宮の方が貴重なものが多いと聞いていたが、確かに展示物はそうであろうが、北京の故宮の建物の大きさと多さには圧倒された。
 明王朝の永楽帝が建設したとのことだが、清朝最後の皇帝、溥儀まで500年余りも皇帝の居城だったところだ。私もラストエンペラーのように、紫禁城の階段の上に立ち、天安門方面を眺め皇帝の気分を味わった。とてつもなく大きく、素晴らしいものを作ったものだと思った。

故宮博物館
万春亭
故宮にあったコノテガシワの説明板。
「このヒノキ科の外来種は、伝統的な庭園、中庭、寺などに植えられる。長寿で美しく皇帝の建築に使われるだけでなくその姿が特別である。」
白皮松の説明
「中国に生育する貴重な樹種である。樹皮がレイスバーグ(網のような皮)になっているこの樹種は皇帝の住居、庭に完全に調和する。まだらでミルクのような樹皮、“将軍の白い衣服”は長寿の特徴である。突き出た根は龍が這う如くである。」
ライオンか犬か、霊獣
Qian qing gong-乾清宮:明の永楽18年に建立。
高さ20m。殿内には「正大光明」の額がある。明代は、皇帝と皇后の寝宮、清代以降は、皇帝の寝宮と執務室のこと。
紫禁城
天安門広場

天安門広場の前の警官
 天安門広場も巨大である。その前の道路の幅も広い。その道路の信号で、交通整理をしている警官がいた。ときどき幅広い道の信号を無視して渡る人もいた。しかし、警官は怖そうで信号を無視して渡り、捕まったら大変なことになりそうだったので、おとなしく交通整理に従っていた。

天安門広場
天安門

王府井(ワンフーチン)に行く
 その後、王府井まで歩いて行った。王府井は北京の繁華街だ。天安門からかなりの距離を歩いたようだったが、それほどでもなかったかもしれない。おりから足のかかとが痛くなったためで歩くほどその痛みが激しくなり、距離を感じたからかも知れない。
 王府井に着き、くたびれたので、路上の青空レストランでまずビールを飲む。それから本屋に入ると地方の地図も沢山揃っており、ここで求めていた河北省の地図も買えた。
 王府井は金曜の午後だからか歩行者天国で道幅が広いにもかかわらず、歩行者でごったがえしていた。横道の店の窓口で串焼きなどを売っている通りに入ると通りが狭いのでもっとごったがえしているが、活気を感じた。それからRiさんと少し余裕のあるレストランに入り、またビールを飲みながら食事をした。そこでRiさんと分かれ、タクシーでホテルに戻った。かなりのスピードで走ったタクシーが、ホテルまで30分以上もかかり、この時も北京市の巨大さを感じた。

天安門広場から王府井に向かう
王府井
王府井
王府井
王府井

小さな金魚鉢を買ってくる
 ホテルに戻るとShuさんは別な小型、小型といってもサッカーボールよりも少し大きいくらいのガラス製の金魚鉢を買って来ていた。機内持ち込みで持って帰るとのことだ。
 それからShuさんとスーパーへ買い物に行き、帰りにShuさんが、「お腹がすいた。」と言うので近くのレストランに入り、ラーメンを食べた。あまり美味しくないが、北京にしてはまあまあか。小さい瓶で50度の白酒を取るが安かったせいかまずいので、飲むのは止めた。それからホテルに帰って荷物をまとめた。

7月29日(土)

帰国へ
 朝、6時にMaさんが来てくれた。ホテルをチェックアウトして空港へ。途中Shuさんが昨日頼んでいた資料をMaさんが持ってくるのを忘れたので、北京林業局へ戻り、書類を受け取る。それから空港へ。空港へは3車線の立派な高速道路であるが、近づくに従って渋滞となる。7時過ぎに空港に着く。ここでMaさんと別れる。
 出発は9時40分である。広い空港なのに人、人、人でごったがえしている。搭乗手続きをして中にはいろうとするが、持ち物の申告書はただ紙を集めるだけで、見るわけでもなく、全く意味をなさず、なんで書かせるのだと思ったが、何かあった時に確認するために書かせているのだろう。荷物のレントゲン検査で、お土産でもらってリックサックに入れていた白酒が引っかかった。外にでて別梱包で成田に送らなければならないと言われる。もう一回外に出て手続きしないならば、これは置いていけと言われる。面倒だから置いて言っても良いと思ったが、Shuさんが外に出て手続きをしてくれた。
 それからラウンジに入り、朝飯を食べ、残りの元でお土産を買った。帰りの飛行時間は日本まで2時間半くらいであった。偏西風に乗るので行きと帰りで1時間くらい飛行時間が違い速かった。仕事だからだろうか、久々に様々なカルチャーショックを受けたが、中国人に対する親近感はずっと抱いたままだった。楽しい旅であった。

帰国後
 1週間ばかりの出張の旅だったが、毎日、昼と夜には白酒やマオタイといった40度~60度くらいの強い酒を飲まされたので、体が悲鳴を上げたようだ。しかし、美味しかったことは間違いない。その後、ビールを一杯飲むだけで、蕁麻疹がでてまいった。数か月後には治ったが、アルコールアレルギーになるとは思いもよらなかった。

おわりに
 2022年となりこの紀行文当時から16年後の今では、白酒のようなあのような強い酒は私の体は、受け付けなくなっていると思うが、多少でも飲めたらさぞ美味しいだろうなと思う今日この頃である。
 さて、本文に書いたように中国は、GDPで2011年に日本を追い越した。中国はその後も日進月歩で成長をし続け、日本はそのまま低迷しているので、2006年当時は日本が中国の2倍程度だったGDPが、2021年には中国が日本の3倍程度になった。16年間で実に6倍もの成長である。

 GDPの成長とともに環境改善も進んでいるようで、2022年の冬季オリンピックを、テレビを通して見ただけだが、中国の大気汚染も相当に改善したように見えた。ガスっていた大気が澄んでいるように見える。一部の地域が改善しただけかもしれないし、まだまだ環境対策は必要であろうが、PM2.5も日本まで飛来する量は減って来ているのではないだろうか。色々な意味で中国が良いお手本を示してくれるように望むものである。
 さて、今回の紀行文は観光旅行的な感じもあり、接待も多く、読者の方には何か分かりにくかった部分があったのではないかと推測する。そのあたりは行間を読んでいただくこととし、この紀行文を終わることとしたい。

8月の駒ケ岳

社窓
2022年8月の駒ケ岳

7月は早々に梅雨明けし、猛暑日が何日か続きましたが、
暫くしてからは、梅雨のようなすっきりしない天気が続きました。
結局、例年の梅雨明けごろからが夏本番といった感じになりました。

昨年の今頃、東京オリンピック2020が開催されていました。
何か、ずいぶん前のことのように感じます。
単に1年経ったからなのか、
無観客などで盛り上がりに欠けた面があったからなのか・・・

今年は、3年ぶりに夏祭りの開催を準備していたところも多いようですが、
ここへ来てのコロナウイルの爆発的な拡大により、
開催するのも中止をするのも悩ましい状況となってしまいました。

コロナウイルスへの感染、熱中症、食中毒などないよう、
体調に気を付けて夏を乗り切りたいと思います。

2022年8月の南アルプス

環境美化活動

お知らせ

社屋、社員駐車場ならびに周辺道路の環境美化活動を実施しました。

ごみ拾いと合わせて、社屋前の見通しの悪い交差点の除草・枝払いも行いました。

小さな取り組みではありますが、今後も継続してまいります。

長野県SDGs_02-01山岳高原横

御射山(みさやま)神社の御柱祭に参加して

ゼンシンの日々

 今年は、7年に1度の御柱祭の年に当たります。長野県内では何といっても諏訪地方の御柱祭が規模も大きく、テレビ中継もされているとても有名な奇祭です。しかし、諏訪地方以外においても規模はやや小さいながらも、御柱祭が挙行されている地方もあります。
 私が住んでいる上伊那郡飯島町でも、伊那谷最大級の御柱祭とされる御射山神社の御柱祭が、今年挙行されました。この御柱祭は、今から300年前の享保7年(1722年)に諏訪大社に倣って始まったとされていて、以後7年目毎に開かれてきました。

 この地区の御柱祭を簡単に説明すれば、御射山神社が存在する場所は下伊那郡松川町上片桐地区にありますので、この神社の氏子が住んでいる3町村4地区の人々が、それぞれの地区の山林に自生している大木を伐採し、山から里へ人力により引きずり出して(山出し祭)、20日間ほど柱休めをした後に、再び人力により里中を曳行して御射山神社まで引きずって来て(里曳き祭)、神社の境内の4隅に4本の柱を建てる(建て御柱)までのお祭りです。
 この3町村4地区は昔から次のとおり不動です。しかし、どの地区が何番の柱を担うのかは協議して決めます。今回は、次のとおり決まりました。

一の柱を担うのは、松川町上片桐地区
二の柱を担うのは、飯島町七久保地区
三の柱を担うのは、中川村片桐地区
四の柱を担うのは、中川村葛島地区
です。

3月13日(日)山出し祭
 私の住んでいる飯島町七久保地区の山出し祭は3月13日に行われる計画でしたが、新型コロナ感染症対策のため中止になりました。残念なことでした。その代わりに、御柱の送り出しイベントを地元の保育園駐車場で行いました。今回は少人数で曳行したために、特製の車輪を装着して開始しました。私も御柱専用の衣装(法被・特製ズボン・地下足袋・鉢巻・御柱用マスク等)を身に纏って、大木を曳き駐車場内を巡りました。その後は、冠落としをして、トラックに積み込み御射山神社に向けて出発していきました。

到着後は御射山神社の駐車場に安置されました。

4月1日(金)神輿渡御・お旅所にて神事
4月2日(土)里曳き祭
 従来の大祭の例だと、氏子たちが柱を御射山神社まで曳く里曳きを実行していました。私も過去3回里曳き祭に参加して、大勢でワイワイ言いながら、お神酒を頂きながら曳いていった経験があります。これがなかなか面白かったという思い出があります。しかし、今回はコロナ感染症対策のため中止になりました。

4月2日(土)(同日)    建て御柱
 御射山神社駐車場に安置していた4本の御柱を重機で境内に引き込み、クレーンで4隅に垂直に建てました。従来までのやり方だと、神社まで里曳きをして来た氏子衆が境内に入って、4本の御柱が建たっていく様子を見学するのですが、今回はコロナ感染症対策のため一般の人々は見学ができませんでした。私も残念ながら見学ができませんでした。
 そのため数後日に御射山神社に行き御柱を確認してきました。ちゃんと建っていたので安心しました。

 今回は、規模を縮小して51回目を開催した訳ですが、次回2028年に開催される御柱祭は、コロナ感染症が収束して従来通りの伝統的なやり方で催行される事を希望しています。

【追伸】
 今回の御柱祭に使用した大木と同程度の大木をレプリカとして、飯島町七久保の道の駅「花の里いいじま」で展示しています。展示期間は今秋までですので、お近くに来た際には、是非お立ち寄りください。

7月の駒ケ岳

社窓
2022年7月の駒ケ岳

6月6日頃梅雨入りしたとの発表があった思ったら、
降雨もそこそこの内に、6月27日には早くも梅雨明け宣言。
例年が7月20日前後が梅雨明けなので、例年の半分の期間で終わり。
雨量は、例年の半分に届かないところも多いとのこと。

梅雨明けとともに一気にやってきた夏本番。
連日35℃以上にもなる酷暑が続いています。
なんか、すでに8月の気温。まさに一か月前倒しな感じです。
前倒しならまだしも、この暑さが一か月長く続くと思うと・・・・。

新型コロナの感染もまた増加の傾向とのこと。
熱中症には十分に気をつけつつ、体調管理に努めていきましょう。

2022年7月の南アルプス

【増井 博明 森林紀行No.8 中国編】 No.5_大苗による植林地

森林紀行

筆者紹介


2006年7月27日(木)

避暑山荘
 今朝は6時半に世界遺産の避暑山荘を見に行くというので6時前に起きる。すぐにメールを繋げるとうまく繋がりノートパソコンにメールを落とす。30分くらいかかり全部落とした。それから避暑山荘に行った。
 案内は最初からついている河北省のShoさんとFonさん、それに承徳市林業局の局長ともう1人であった。林業局ということで、ただで入れてもらった。入ると女性二人が近寄ってきてガイドをやらせよと言ってくる。それを断り、池の周りを歩いて回る。
 この日も天気が悪い。ガスっていて雨が降らないだけましだ。スニーカーが湿っぽくて気持ちが悪い。太極拳やジャズダンス、社交ダンスまで大量の人数でラジオ体操のようにやっている。足で羽根突きをしている人も多い。鹿も沢山いる。多くの年寄りも石の上に足を上げて柔軟体操をしている。意外に体が柔らかい年寄りが多いのでびっくりした。
 避暑山荘は600haくらいと広大に広がっているのだが、入り口付近の池の周りを散歩しただけでホテルに戻り食事となった。

避暑山荘の入り口
避暑山荘の池
避暑山荘にいたシカ
池の中の建物

朝食時に
 昨日、承徳市から来てくれた人が、Shuさんの金魚鉢を割ってしまったと青くなったそうである。山荘賓館のShuさんの部屋に金魚鉢を持ち込もうとしたとき誤って落とし、割ってしまったそうだ。それでShuさんは、「割れ物だから心配しなくていいし、気にしないで良いよ。」と言った。円だと2万円ちかくのものだそうだ。

長靴を買いに
 承徳市の森林を見に行く前にShuさんも運動靴を洗ってしまったので履くものがないということで長靴を買いに行った。
 スーパーもごちゃごちゃしていると思ったが、整然としている。私も長靴を買うと承徳市の誰かが先に支払ってしまって、金を受け取らない。安いものではあるが、予算があるのでかまわないと言われるが、この接待攻勢にはまいる。しかし、長靴をもっと早く買えば良かったと思った。それから本屋に行って地図を買うが、ここでもShoさんに支払われてしまった。

植林計画地へ
 そして承徳市の植林計画地を見に行く。ここは承徳市から車でそれほど遠くはない。袁家荘のすぐ上の斜面である。山の下にすぐ人家が迫り、また畑もある。植林するにはやり易く、保全対象もあるので良いのではないかと思った。
 しかし、人家が近すぎ、地すべりなどの災害が起こった場合、植林のせいにさせられないかと心配な点も思い浮かんだ。とは言うものの植林計画地の下の方には樹木もあるし、植林した方が土砂災害は少なくなり、安全になるだろうと思われた。
 町には小中高大学と学校も移転してきて、すぐ下に鉄道も走っている。谷間には少しガリーもある。

植林計画地
植林計画地。下には樹林があり、その向こうに町が広がる

北京市に戻る
 ここを見終わってから北京市に戻る。高速道路を出たところで、北京市の林業局の人と待ち合わせであったが行き違い、捜しに少し戻ったら出会うことができた。昼も過ぎたので、道沿いのレストランに入り昼食である。北京市の林業局の幹部、密雲県の林業局の局長もきている。またしてもビールと白酒で歓迎される。もう昼から飲むのが普通という感覚になってしまった。

より大きな金魚鉢をくれる
 ここで最初からずっとつきあってくれていた河北省のShoさんとFonさんと別れる。このとき、承徳市のShuさんの金魚鉢を割ってしまった人が、割ってしまったものよりももっと大きな台付きの瀬戸物の金魚鉢を持って来て、Shuさんに渡した。あまりに大きいのでShuさんも戸惑っていた。車に移し替えるのも大変であったが、何とか北京から来た車に乗せることができた。

北京からの技術者
 北京市の林業局から来たのは、最近結婚したばかりの若い女性のMaさんと今年入ったばかりのもっと若い23才のRiさんで、彼らが山を案内してくれた。Riさんは英語が上手で、やっと英語を話す人と出会い、私は直接話せるのでストレスがぐっと減ったという感じであった。北京林業大学で学び、中国から外に出たことがないということだったが、かなり英語は上手だった。

北京市の植林地
 それから北京市で行った植林地を見せてもらう。かなり大きな大苗を使っている。今年植えるというところは岩だらけで手間がかかりそうだった。灌漑のパイプラインなども見せてもらう。パイプラインと言ってもパイプの直径は5cm 程度の細いものだった。
 大苗をかついで農民が山の上に登っていく。去年植林して枯れた部分の補植とのことだ。
 密雲県の林業局長は、典型的な中国人といった顔つきに見えた。Maさんは去年まで免許を持っていなかったので運転ができなかったが、今年は免許を取ったということで、今は4WDの車を運転している。

北京市の山に向かう
山に持って行く大苗
去年植えた樹木
農民が補植を行っている

密雲県の事務所
 それから密雲県の林業局に行く。立派な建物なので驚いた。局長を下ろしてから北京市に戻ろうと車に乗ると、ここでバッテリーが上がってしまった。そこで充電が終わるまで局長の部屋へ上がり、一頻り待たしてもらうことにした。この車は韓国の協力で入った車だとのことだ。中国みたいな巨大な国に日本や韓国などが援助をしているのは逆ではないかと思うくらいだった。
 局長の部屋は二部屋続きで奥の部屋にはベッドまで入っている。何でベッドまであるのか聞くと昼から接待が多く、その後に寝ないともたないとのことだった。酒で肝臓を傷める幹部も沢山いるとのことだ。全体にゆったりした雰囲気が漂っていて、日本のようにあくせくして働かなくても良いなら、余裕があり精神的にも良く家庭サービスもできるだろうし、とてもうらやましい感じを受けた。どちらかと言えば南米に近い感じを受けた。

北京市へ
 車の充電が終わったので北京市に向かう。北京市に近づくに従って大気汚染が激しい。天気は悪く、ガスっているようだが、排気ガスと黄砂だ。悪臭も強くなる。しかし、道路沿いの緑化は日本以上に見える。樹種はポプラ、ヤナギ、ニセアカシア、コノテガシワなどで、単調だ。高速道路沿いでも地方では街灯がないところが多く、夜の運転は危険度が増すだろうと思った。

北京のホテル
 北京市では福建省のゲストハウスとなっているホテルに泊まった。高層の立派なホテルである。金魚鉢をShuさんの部屋に入れるが、あまりに大きいので機内持ち込みは無理だ。荷物で預けるのも無理そうなので、それは北京林業局のMaさんに預けることとした。

やっと解放される
 今晩は、初めて中国側の同行者から開放されて、Shuさんと2人での夕食であった。Shuさんはこの周辺に地理に詳しく、近くのスーパーに行き、明朝の食糧を買い込んだりした後に、近くの屋台の飯屋に夕飯を食べに行った。選ぶものが悪かったのか、量はやたら多いのだが不味かった。

ホテルにて
 ホテルに戻り、インターネットが繋がらないのでホテルの従業委員に接続をみてもらい、その間にShuさんと白酒を飲む。結局、毎日毎日飲んでいるから飲みたくなり、飲む量は普段と変わらずかなりの量を飲んでしまった。その後メールが繋がったので、すべてのメールを見て、必要な返信をした。


つづく

和菓子

ゼンシンの日々

諏訪大社では、7年に一度の御柱祭が、
コロナ禍で多くの制約がある中、盛大に開催されました。

その諏訪大社 下社 秋宮 近くの和菓子店「新鶴本店」。
かなりの有名店なのでご存じの方も多いかと思いますが、
ここの「塩羊羹」を長年、愛食しております。

この日も、諏訪大社にお参りに来た観光客の皆さんでしょうか、
お店の前に列を作っていました。

昔は午前中で売り切れということもありましたが、
最近でも、閉店を前に売り切れることもあるようです。


無事購入して、帰宅してから早速いただきました。
甘さも塩味程よくいつもなが美味しかったです。
ご存じない方は、是非ご賞味ください。

ちなみに、新鶴本店の塩羊羹が目的であったため、諏訪大社に参拝はしませんでした。

【採用情報】長野県主催オンラインインターンシップ・業界研究フェア出展

お知らせ

弊社は長野県主催オンラインインターンシップ・業界研究フェアに出展します。
今回、弊社は録画での出展となります。
事前予約の上、ぜひご視聴ください。

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  長野県オンラインインターンシップ・業界研究フェア

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    6月27日(月) 9時 ~ 7月1日(金)
          ※期間中いつでも視聴可能です。

  ◆視聴予約
     https://forms.gle/tszaJbK9R9AhuDVn8

  ◆詳細情報はこちらから
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