ジオツアー「遠山川の赤色チャートの追跡!」 ゼンシンの日々 2023.08.01 伊那谷自然友の会で飯田市南信濃の遠山川流域を巡りました。 午前中の上流域は日陰もあり、心地良い時間を過ごせました・・・が、 午後の下流域は酷暑で、さすがは南信濃という感じでした(汗) 数m級の転石がゴロゴロする上流域には、海底に堆積した放散虫の殻を起源とする赤色チャートがあちこちに。これが赤石山脈の名の由来となったそうです。 大きくても数十cm程度の玉石が転がる下流域(上村川)は、今から1300年程前の大崩壊(地震起因)でせき止められ、ダム湖と化しました。その後、決壊して土砂が流出したものの、一部の樹木は土砂に埋もれたまま1000年超の月日を経て、埋没林として姿を現したそうです。