ゼンシンの日々diary

ルート361

ゼンシンの日々

 晩秋間近の国道361号を“飛騨高山”目指して走ります。弾丸ツアーですが...そうは言ってもそれなりに・・・

九 蔵 峠                                      

 県道20号経由で「九蔵峠」を迂回しようとも思いましたが、往路は峠越えで走ります。

 九蔵峠ピーク付近の「御嶽山ビューポイント」から。付近には数台の車が停車しています。

 紅葉は色褪せて来ていますが、好日の御岳山は眺望は壮観で、山頂の冠雪が冬の訪れを感じます。

権現トンネル                                      

 高山市に入り目的地までおよそ30kmと迫った“飛騨ぶり街道”のトンネルの一つです。

 ルート内では珍しくナトリウムランプが使われ、オレンジ色とも濃黄色とも見えるの創る曲面壁の縞模様が面白いと伴に眠気にも誘われます。

日下部民藝館(くさかべみんげいかん)                         

 多くのインバウンドで賑わう街中を横目に、「日下部民藝館」にようやく到着です。

 日下部家は、幕府御用商人として栄えた商家でした。建物焼失後の明治12年に江戸時代の建築様式そのままの建物を造り上げ、昭和41年に国の重要文化財に指定されました。以降、民芸館として一般公開されています。

 今宵、ここで開演される 落合陽一 演出・《帰納する音楽会》サテライト公演 in TAKAYAMA   の鑑賞が今日の目的です。演奏者は畳敷きの「台所」で演奏し、聴衆は「ろじ」と呼ばれる土間と「おいえ」と呼ばれる座敷で鑑賞します。聴衆の真後ろに演出スタッフがおります。

 入場者は、ざっとですが130人位でしょうか。

 プログラムは、琉球古典音楽と日本フィル弦楽四重奏の演奏、両者のコラボ演奏の三部構成です。

 未だ経験のない、空間と距離での鑑賞が新鮮でした。

(スタッフ席から解説する落合陽一氏)

 琉球古典音楽と日本フィルのコラボ演奏で終演です。

(演奏者と落合氏の挨拶の様子)

 落合陽一氏の事は “落合信彦氏のご子息”という意識の方が勝っています。父親の信彦氏の著書を学生時代から濫読していた事があったためでしょう。

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