業務内容WORKS
Environmental survey環境調査
豊かな自然環境を未来へ
社会資本整備事業では、現在の自然環境へ及ぼす影響は少なからずあります。どのように保全を行えば環境負荷削減に向けて最適になるかを提案します。これには現在の生態系状況を正確に捉え、事業実施の影響を高度かつ的確に判断し、最適な保全計画を策定します。
当社では、社会資本整備事業により影響を受ける環境要素は大気、水、地形・地質、生物多様性、景観であると考え、総合的に保全することで豊かな環境の維持と自然の形成、さらには地域のより良い暮らしづくりに向けた取組みを行っています。
Animal and plant ecosystem survey動植物・生態系調査
様々な事業を展開するなかで、その着手に先立ち対象地域に生息する動植物へどう配慮するかが重要となります。弊社は、生物の多様性を保ち環境を守ることを目的として、今後の事業計画に役立つ基礎資料および保全計画を提供します。
・動植物調査
事業計画区域に⽣息する動物(哺乳類・鳥類・両性類・爬虫類・昆⾍類・魚類等)、 植物を現地調査、文献調査、聞き取り調査等の様々な手法により調査します。
・保全計画策定
事業計画区域に生息する動植物への影響を回避・低減させるために、具体的な保全 対策方法を計画・立案します。
Hydrological and water quality survey水文・水質調査
適正な河川管理に資するため河川事業のあらゆる局面で不可欠な基礎資料である水文観測データを計測します。
・流量観測
近年頻発している洪水災害を未然に防ぐためには、降水量から川の水位と流量を予測し、ダムの放流量の調整や、早めに避難することが重要です。弊社は、その洪水予測に必要不可欠な流量データを、電波流速計をはじめとした高度化された技術により高精度で計測します。
・水質調査
ダム事業における施設効果の算出や、水質が環境基準を許容しているか把握するため河川の水を採取し、水質の解析を行います。
Noise and vibration survey騒音・振動調査
騒音や振動は日常生活に密着した問題であり建設作業現場、自動車の交通、工場・事業場などが発生源として挙げられます。 騒音・振動の発生状況を正確に測定し、データ解析を行ったうえ、環境基準の達成状況を把握することで、今後の各種施策への反映を図る基礎資料を提供します。
Traffic condition survey交通情勢調査
全国で整備されている道路は約120万km、長野県は約4万8千kmあります。道路の交通状況や自動車類の利用状況を把握し、将来の道路計画、建設、維持修繕、その他の管理などについての基礎データを得る目的で交通情勢調査を行っています。交通情勢調査は、一般交通調査と自動車起終点調査があります。
一般交通調査は、時間別や方向別・車種別のデータから道路の交通状況や問題点を把握することができます。自動車起終点調査は、交通の主体である「人の動き」を把握することを目的としており、どのような人が、どこからどこへ、どのような目的・交通手段で、どの時間帯に動いたかについて調査します。