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【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.15

森林紀行

ジョンゴロ(Djongolo)村

ジョンゴロ村までの道

ジョンゴロ村に行ったのは2011年4月1日(金)のことである。ドゥニーズとラキエタ・センターのアーメッドとその助手の女性とイスフの運転で行った。ジョンゴロ村はトゥムセニ村に近く、先日通った道である。バンフォラに近いほど道路沿いでのもの売りが多く、バンフォラ圏を出るともの売りは、ほとんどいなくなる。

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 バンフォラに近いところでは道路際での物売りが多い

村の雰囲気

どの村も皆そうであるが、ジョンゴロ村もやはり静かでのんびりした印象である。訪問した時は村人が少なくややさびしいという感じも受けた。主に写真で紹介する。

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村の集落への入口。静かな雰囲気

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村の畑。種を播いた後わらなどを乗せている

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村の井戸。釣瓶式の井戸

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井戸の周りで洗濯。こちらの人は膝を曲げず

に腰を曲げるので腰痛になりそうな曲げ方である

 

シアバターの購入

この日はラキエタ・センターの二人とスタッフのドゥニーズと村人が作ったシアバターの買い付けを兼ねて行ったものである。

まずは村人が作ったシアバターの重さを測る。次にサンプルを取り、溶かす。油の温度が42?43°になったら、ソーダーを加え、油が固まるまでの温度を測る。早く固まるほど質が悪く、良いものは20分以上たっても固まらない。その固まる時間により1?3のクラスに分ける。買い取り値段も質の良いものほど高い。プロジェクトでは質の良いものを作るのが目標だ。そして村人に購入伝票の記入の仕方などを指導する。

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村人が作ったシアバターの重さを測る

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重量を記載する

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サンプルを取りだす

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サンプルを溶かす

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溶かしたシアバターの温度を測り、ソーダを加え固まるまでの時間を測る

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伝票の記載方法を指導するドゥニーズ

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シアバターの製造は女性の仕事。左の女性は子供を抱いている

 

つづく

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