森林紀行travel

【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.21

森林紀行

倉庫の検査

プロジェクトでは毎年5村づつ、村の倉庫を作っており、2011年にはグアンドゥグ指定林のウラテンガ村、グアンドゥグ村、ダンドゥグ村、コングコ指定林のフガングエ村、それにブヌナ指定林のラボラサンクララ村の5村に倉庫を作っていた。私がブルキナにいた時期に完成したので業者とカッソンと検査に行った。まずは遠いグアンドゥグ指定林とコングコ指定林の周辺の村に向かった。それが終わってからバンフォラに近いブヌナ指定林のラボラサンクララ村に行った。ラボラサンクララ村の倉庫はこの日には完成していなかったので、後日再度検査に行かなければならなかった。

 

シデラドゥグの焼き肉屋

いつものようにまずはシデラドゥグまで行った。そこで、焼き肉屋に行き、昼飯用の肉を焼いておいてくれるように頼む。

焼き肉やのあんちゃん.jpg

焼き肉やのあんちゃん

 

焼き肉屋のマトン。これが実に美味い.jpg焼き肉屋のマトン。これが実に美味い


森林官事務所

まずはシデラドゥグの森林官事務所に行き打ち合わせる。前にも記したが、ここの森林官は英語を話す。この森林官とカッソンが英語で会話しているのでビックリした。フランス語でないのだ。ここの森林官はガーナにいたので、フランス語よりも英語の方が話易いようだった。

 

壁にハイエナのような毛皮が飾ってある.jpg

壁にハイエナのような毛皮が飾ってある

 

村のプロジェクト委員会の委員達.jpg

村のプロジェクト委員会の委員達を集め、マンゴーの木の下打ち合わせ

 

森林官事務所の前の小学校で

打合せが終わって、森林官事務所のそばにある小学校を見ていると小学生達がカメラを持っている私を見つけ、一人が歓声を上げると皆一斉に私をめがけて走り始めた。私もこれには驚いた。ちょっとまずいなあと思いながらもあっという間に子供達に囲まれてしまった。写真のように実にキラキラ輝き穢れのない目をしている。この子供達だけは、腐敗した大人にならないように育つことを祈った。

 

人懐っこく一斉に駆け寄って来る子供達.jpg

人懐っこく一斉に駆け寄って来る子供達

 

倉庫

どの村の倉庫も同じスタイルで作ってある。作っている業者が一緒だから質も同じだ。日本人の目から見たら緻密さや細やかさがなく作り方は荒い。建てつけが悪く、ドアは閉まるが噛みあわせが悪く、少しずれたりしているので、ぴったり閉まるように改良させたりする。しかし、この辺りではこれ以上良いものはできないであろうというくらいちゃんとしている。

 

きれいに仕上がった倉庫.jpg

きれいに仕上がった倉庫

 

窓の戸締り金具と穴の位置が少しずれたりしているので改良.jpg

窓の戸締り金具と穴の位置が少しずれたりしているので改良

 

天井はトタンである.jpg

天井はトタンである

 

トタン屋根の内部。空気穴、ブロックは削りっぱなし.jpg

トタン屋根の内部。空気穴、ブロックは削りっぱなし

 

倉庫内の窓から外を望む.jpg

倉庫内の窓から外を望む

 

窓の戸締り用金具.jpg

窓の戸締り用金具

帰り道のシデラドゥグにて

4つの村の倉庫は不具合を直させたので、帰ることとした。

村から街道に出て、出会った子供達.jpg

村から街道に出て、出会った子供達

 

途中の溜池の沿いを歩く牛達.jpg

途中の溜池の沿いを歩く牛達

 

焼き肉屋

帰りには頼んでおいた焼き肉を食べにシデラドゥグに行く。大分遅い昼食となった。腹がへっていることもあるが、地元民も食べるこのようなところで食べるのは実においしい。日本では同じような準備や焼き方がないからだろうか?

朝頼んでおいた焼き肉。これが美味い.jpg

朝頼んでおいた焼き肉。これが美味い

 

ラボラサンクララ村の倉庫

その後ラボラサンクララ村の倉庫の検査に行った。この時点で、倉庫はまだ未完成だったので、完成した後4月22日に、もう一度検査に行き、問題ないことを確認した。

建設中のラボラサンクララ村の倉庫.jpg

建設中のラボラサンクララ村の倉庫

 

ラボラサンクララ村はバンフォラに近く.jpg

ラボラサンクララ村はバンフォラに近く、バンフォラに近いほど整備

されていて、この村にも学校があり、この日は運動会をしていた

Page Top