7月の17日から21日の日程で中部地方整備局 天竜川上流河川事務所との災害協定に基づき、南信防災情報協議会として九州北部豪雨災害の被災地へTEC-FORCEの任務に同行しました。
長野県からの機材を含めた派遣なので、自動車で被災地に向かうこととなったのですが、16日に出発し、広島で一泊して現地入りしたのですが、現地までの所要時間は合計で15時間ほどでした。
九州へ入っての第一印象は「とにかく暑い」でした。
長野とは違いますね(汗)
関門海峡 壇之浦パーキングより
現地入りしてからの調査内容伝達でしたので、どのような作業を行うかわからず、準備も一般的な災害状況調査が出来る装備と、ドローンによる測量、調査ができるように、機体とパソコンを準備していきました。
調査内容は、福岡県朝倉市の妙見川及び奈良ヶ谷川における災害査定時の流木撤去費算出資料作成でした。
妙見川
奈良ヶ谷川
どのような作業を行えば、迅速に安全で正確な作業ができるか考え、ドローンによる写真測量を行うこととしました。
現地では道路復旧が間に合っていない個所がまだ多く、徒歩での移動も困難であり危険な場所でした。
このような場所であるからこそ、ドローンを活用した調査が有効でした。

UAVによる状況調査
今回の災害派遣から得た経験を元に、ドローン活用の有効性、反省点をもとにさらに技術力を磨きたいと思います。
TEC-FORCE班長並びに班員の皆様には多大なお気遣いをいただき無事に作業が出来ました。
ありがとうございました。
by oza