ゼンシンの日々diary

冬の足音

ゼンシンの日々

shironma.jpg先日の台風26号では伊豆大島で甚大な被害が発生しました。

火山島であり、透水性の極めて低い溶岩層の上に堆積した火山灰が豪雨により崩壊、土石流として流下し生じた災害です。

難透水層と火山灰(ローム)層が引き起こした土砂災害といえば、平成18年に岡谷市で発生した土石流災害と共通するものです。

災害を引き起こす要因(降雨強度)や素因(地質や土壌)は自然条件であり変え難いことですが、森林整備であったり治山施設の整備、砂防施設の整備等を通じて災害に強い郷土とすることは可能であると思います(書いているものの専門が森林土木ですので治山が先に来ていますが、深い意味はありません)。

 

さて、タイトルと写真ですが、先日業務で白馬村へ行った際の様子です。初冠雪はすでに済んでいましたが、雨と冷え込みで北アルプスの稜線は雪化粧となりました。

さぶかったり、暑かったり、安定しない日々ですが、冬は着々と近づいているようです。

hsd

 

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