ゼンシンの日々diary

プロコン観覧記

ゼンシンの日々

10月末に“高専プロコン”を観覧してきました。全国高等専門学校プログラミングコンテストの略称です。高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストの略称)に比べ地味な大会です。今年の本選は、国際プログラミングコンテスト大会を兼ねているとの事で、次の3部門のコンテストが開催されました。

課題部門:ICT活用による地域活性化に寄与する作品

自由部門:自由な発想で開発された独創的なコンピュータソフトウェア作品

競技部門:陣取りゲーム「巡りマス」

です。

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【プロコン会場:アスティ】

先ずは、競技部門から観覧しました。

会場の床に最大12×12のマス目が描かれたA?Lのフィールドが12面設けられ、各フィールドで一斉に対戦が開始されます。両チームのエージェントがコマンダーの指示でマスを移動しながら陣地を占有し得点を競い合う、オセロと囲碁を組み合わせて複雑にしたイメージ?のゲームです。

結局、ルールは何となくしか理解することはできませんでしたが・・・。

各チームが開発したソフトウェアで作戦が組み立てられながらゲームが進行しますが、ビジュアル的には、いたってアナログ感が一杯です。試合が混沌としてくるとPCよりも、直感で次の一手を打っているチームも有るような・無いような・・・。

場内には、アリーナJDの実況放送が響き渡りますが、応援は時折声援が掛かるくらいで静かです。そんな中でもゲームはスピーディーに進行し、コマンダーがエキサイトする場面もあり学生達の熱気も伝わってきました。

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【競技部門:対戦フィールド】

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【ルールの解説:・・・よくわからない】

次に、課題部門・自由部門を見学しました。

一般公開されるのはデモンストレーション会場です。各校に割り当てられた展示ブースは2m四方のエリアで、高さ2.4mほどの展示用パネルと会議用テーブルが設えられ、学生達がスーツ姿でデモンストレーションを行っています。いくつかのブースで説明を聞きました。アイデアは理解できましたが、技術的な説明は難しすぎて・・・。

何れにしろ、開発したソフト・既往の技術の応用や転換・各校で研究や継承されているものを駆使して半年間で作品に仕上げ、作品の説明に熱弁を振るう学生たちの姿勢や真摯な取り組みに、こちらも惹起されてしまいました。

 

プロコンやロボコン共にではありますが、協賛企業が多い大会と感じます。プロコンは60社余りが協賛し、10数社が企業展示ブースを設けていました。

残念ながら、時間的に最後まで観覧できず、会場を後にしました。

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