トンガ(Tonga)村、ブヌナ村、タニャナ村
ブグッソー村に続いてトンガ村に行った。グアンドゥグ指定林ではブグッソー村が一番奥地で、トンガ村の方がやや道路に近い。同じくシアバターの買い付けを兼ねて行ったものである。
村の雰囲気
やや貧しそうに見えたが、トタン屋根の家もある。
トンガ村のある家。トタン屋根は裕福である、あるいは進んでいる
象徴であるが、伝統的なカヤ葺き屋根より熱気がこもりはるかに暑い
シアバターの買い付け
村人がシアバターを運んでくる
シアバターの重さを測る
ブヌナ(Bounouna)村
ブヌナ村に行ったのは2011年4月11日(月)である。4月8日にプロジェクトの運営委員会(Comite de pilotage)を行い、その時に他の村で活動している男性の青年協力隊員も委員会を見学に来て、そのまま数日間こちらのプロジェクトを見学して行った。その協力隊員と我がプロジェクトの女性協力隊員のIさんとドゥニーズの4人でブヌナ村に行った。
村の雰囲気
バンフォラの町に近いせいか、奥地の村に比べ
て、畑もきちんと整備され、家もきれいである
ブヌナ村はバンフォラから数キロメートルしか離れていないので、ほとんどバンフォラ圏といっても良いくらいな近さである。だからプロジェクトを行っている村の中では物質文明的には一番発展しているとも、あるいは一番豊かな村とも言えよう。
ブヌナ村の苗畑
プロジェクトでは植林のため村でも苗木作りを行っている。その苗木作りの作業をこの村のプロジェクトの委員長のラムサと別の委員とで行っていた。
軒先で作っている苗木
ポットに土詰め
ビニールポットの苗木
村の雰囲気
ヤシ酒をふるまってくれる。アルコール分はほんのわずかに感じるくらい。1?2%だろう。ビールよりかなり軽い。
ヤシ酒をタライに入れる
ブヌナ村の粉ひき機
ひいたトウモロコシの粉
休憩
ブヌナ村の委員長のラムサが持っている店
タニャナ(Tagnana)村
タニャナ村に行ったのは2011年4月12日(火)、ブヌナ村を訪ねた翌日である。メンバーは昨日と同じである。
タニャナ村までの道
トゥムセニ村などへ行く道路と同じであり、タニャナ村はトゥムセニ村の先にある。バンフォラのはずれでは、バイクと共に自転車も多い。
村からバンフォラの町に自転車で来る人々
女性達は頭にタライなどを乗せ、その中に荷物
を入れて運ぶ。頭に乗せて運ぶのは女性のみで、
男性が同じことをしているのは見たことがない。
ブルキナ歩き
「バンフォラの町」で紹介したように人々が歩くのは非常に遅い。私は日本にいる時、東京では普通に歩いているつもりでも、追い抜くことはあまりなく、抜かされることが圧倒的に多いが、ここバンフォラでは、いくらゆっくり歩いていても抜かされることはなく、抜くばかりである。暑いのと急ぐ必要がないので、ゆっくり歩いている。「ブルキナ歩き」だ。
鉄道の踏切を渡る(西方向に進む)とすぐに
右(北)側に大きな溜池が現れる。
道路を横切る牛達。コサギのような白い鳥がまとわりつく。
村の雰囲気
村の面積はかなり広いようで、それに人々の性格が明るいといった印象を持った。
伝統的な家の他、村独自の倉庫もある
苗畑
プロジェクトで指導して作っている苗畑がある。
金網で囲い家畜の食害から苗木を守る。
ポットの苗木
村周辺での薪集め
村の周辺の木を薪として伐採している
集めた苗木
会計指導
この村の中にある学校の教室で行った。村の中に学校の建物があるということがここでは驚きである。大きな村か町に近い村にしか学校はないと思っていた。
まずは委員会のメンバーに集まってもらう。
活動資金のバランスシートの確認。村の中では若者
ほど教育を受けている率が高い。この若い女性は子供
もいるが、プロジェクト活動にも熱心。理解力が早く優秀