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ゴールデンウィーク

ゼンシンの日々

GW(ゴールデンウィ―ク)も好天に恵まれつつ終わりを告げ、日常が戻って来ました。

皆さんは、GWを如何過ごされたでしょうか?

我が家のゴールデンウィ―クは、行楽地の混雑や道路の渋滞などとは無縁でした。(毎年のことだけれども)

子供は部活三昧、妻は勤務のため全員のスケジュールの折り合いがついたのは5月5日の一日だけでした。

昼近くになってやっと、近場(伊那市西箕輪)の仲仙寺御開帳に出掛けました。

善光寺の御開帳には遠く及びませんが、それなりに県内外から参拝客が訪れている様でした。

今回は、開創1200年の特別記念事業としての御開帳とのこと。本来「御本尊」の御開帳は60年に一度であり、

次回は16年後の2031年がそれとなるそうです。

さらに、今回は約210年間で二度目の御開帳となる「前立本尊」が合わせて拝観できるプレミアムな年です。

そんなわけで、”商売繁盛”を祈願してまいりました。

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仲仙寺 仁王門

商売繁盛といえば、新設された“建築コンサルタント室”は5月より長野県への入札参加が解禁となり、順次市町村へと。

今後は、公共事業を主体として取り組んで行きます。なかなか厳しい道程ですが、小さなものから一つずつ積み重ねて頑張ります。

また、縁があれば民間も手掛けて行きたいです。

私自身も公共建築・住宅・病院・工場・店舗・商業施設・神社仏閣などのひと通りの設計に携わり、

1坪の手水舎から15000平米程の複合施設まで設計や監理に係ってきました。

 

GWで訪れた仲仙寺の仁王門(写真)も2007年に設計に係わった建物の一つです。

当時は仁王門の図面を描くよりも、町屋門のような門に窮屈に収まっていた仁王像(長野県宝)を

無傷で取り出す計画検討などに時間を割いていたような気がします。

 

そんなわけで無事?GWを過ごしましたが・・・・・・

4月25日に発生したネパールの大地震のことも気になっていました。

今回の地震では、80年前に起きたネパール大地震の二の舞を演じてしまった様です。

ニュースで流れる映像に遣る瀬無さを覚え、番組コメンテーターのアホなコメントに呆れ返っていましたが、

災害の中でも秩序を保つネパールの人々に称賛を贈りたいと思います。

数多くの震災を経験し、耐震や免震、防災や減災などの意識が高まっている日本ですが、

余りに多くの情報が入り過ぎるのでしょうか、思い違いされている方が多いように感じます。

次回は、そんな角度から一筆啓上したいと思います。

AGE


 

【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.21

森林紀行

倉庫の検査

プロジェクトでは毎年5村づつ、村の倉庫を作っており、2011年にはグアンドゥグ指定林のウラテンガ村、グアンドゥグ村、ダンドゥグ村、コングコ指定林のフガングエ村、それにブヌナ指定林のラボラサンクララ村の5村に倉庫を作っていた。私がブルキナにいた時期に完成したので業者とカッソンと検査に行った。まずは遠いグアンドゥグ指定林とコングコ指定林の周辺の村に向かった。それが終わってからバンフォラに近いブヌナ指定林のラボラサンクララ村に行った。ラボラサンクララ村の倉庫はこの日には完成していなかったので、後日再度検査に行かなければならなかった。

 

シデラドゥグの焼き肉屋

いつものようにまずはシデラドゥグまで行った。そこで、焼き肉屋に行き、昼飯用の肉を焼いておいてくれるように頼む。

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焼き肉やのあんちゃん

 

焼き肉屋のマトン。これが実に美味い.jpg焼き肉屋のマトン。これが実に美味い


森林官事務所

まずはシデラドゥグの森林官事務所に行き打ち合わせる。前にも記したが、ここの森林官は英語を話す。この森林官とカッソンが英語で会話しているのでビックリした。フランス語でないのだ。ここの森林官はガーナにいたので、フランス語よりも英語の方が話易いようだった。

 

壁にハイエナのような毛皮が飾ってある.jpg

壁にハイエナのような毛皮が飾ってある

 

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村のプロジェクト委員会の委員達を集め、マンゴーの木の下打ち合わせ

 

森林官事務所の前の小学校で

打合せが終わって、森林官事務所のそばにある小学校を見ていると小学生達がカメラを持っている私を見つけ、一人が歓声を上げると皆一斉に私をめがけて走り始めた。私もこれには驚いた。ちょっとまずいなあと思いながらもあっという間に子供達に囲まれてしまった。写真のように実にキラキラ輝き穢れのない目をしている。この子供達だけは、腐敗した大人にならないように育つことを祈った。

 

人懐っこく一斉に駆け寄って来る子供達.jpg

人懐っこく一斉に駆け寄って来る子供達

 

倉庫

どの村の倉庫も同じスタイルで作ってある。作っている業者が一緒だから質も同じだ。日本人の目から見たら緻密さや細やかさがなく作り方は荒い。建てつけが悪く、ドアは閉まるが噛みあわせが悪く、少しずれたりしているので、ぴったり閉まるように改良させたりする。しかし、この辺りではこれ以上良いものはできないであろうというくらいちゃんとしている。

 

きれいに仕上がった倉庫.jpg

きれいに仕上がった倉庫

 

窓の戸締り金具と穴の位置が少しずれたりしているので改良.jpg

窓の戸締り金具と穴の位置が少しずれたりしているので改良

 

天井はトタンである.jpg

天井はトタンである

 

トタン屋根の内部。空気穴、ブロックは削りっぱなし.jpg

トタン屋根の内部。空気穴、ブロックは削りっぱなし

 

倉庫内の窓から外を望む.jpg

倉庫内の窓から外を望む

 

窓の戸締り用金具.jpg

窓の戸締り用金具

帰り道のシデラドゥグにて

4つの村の倉庫は不具合を直させたので、帰ることとした。

村から街道に出て、出会った子供達.jpg

村から街道に出て、出会った子供達

 

途中の溜池の沿いを歩く牛達.jpg

途中の溜池の沿いを歩く牛達

 

焼き肉屋

帰りには頼んでおいた焼き肉を食べにシデラドゥグに行く。大分遅い昼食となった。腹がへっていることもあるが、地元民も食べるこのようなところで食べるのは実においしい。日本では同じような準備や焼き方がないからだろうか?

朝頼んでおいた焼き肉。これが美味い.jpg

朝頼んでおいた焼き肉。これが美味い

 

ラボラサンクララ村の倉庫

その後ラボラサンクララ村の倉庫の検査に行った。この時点で、倉庫はまだ未完成だったので、完成した後4月22日に、もう一度検査に行き、問題ないことを確認した。

建設中のラボラサンクララ村の倉庫.jpg

建設中のラボラサンクララ村の倉庫

 

ラボラサンクララ村はバンフォラに近く.jpg

ラボラサンクララ村はバンフォラに近く、バンフォラに近いほど整備

されていて、この村にも学校があり、この日は運動会をしていた

5月の駒ヶ岳

社窓


5月の駒ヶ岳

4月前半はあまり天候に恵まれず、桜の見頃もあっという間に終わってしまいましたが、

後半は持ち直し、春を通り越して初夏の気候となりました。

南信州では今、ハナモモが見頃となっています。

中央アルプスの雪形もはっきり現れています。

 

[南アルプス]

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