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イーッ、てなる映画
こんにちは
私は映画を見るのが好きでよく見るのですが、その中からオススメのものを紹介したいと思います。
「パパラッチ」という映画なんですが、これが腹立つんですよ、すごく。
有名人を追いかけて勝手に写真を撮る、あのパパラッチについての映画です。
なんで腹立つ映画をわざわざ見るんだよ、と思うかもしれませんが、見るだけでムカツク映画なんてなかなか無いですよ。
最低の奴らが出てきます。
こんな感じの奴らが現実に存在するんだと考えると、また立腹することが出来ますよ。
感動でも悲しみでも怒りでもどんな感情でも動けば良い映画だと思います。
「ロンリーハート」、「ディセント」とかも良かったですね。
皆さんもなにかオススメがあったら教えて下さい。
ハブ
市内某公園にて
11月に入り徐々に寒くなってきました。
紅葉も進みあっと言う間に冬が来ます。
さて、市内の某公園にて写真を撮影していると・・・・
池に映る紅葉がきれいですね。
近くに行ってもう一枚・・・んっ?
んっ?んっ?
なにやら、白い花が?
サクラが咲いていました。
狂い咲きかな?
散歩をしていた近所の方に訪ねると、この公園のサクラは毎年、春と秋に咲くとのことでした。
ネットで検索してみたところ、「冬桜」という種類ではないかと思われます。
思いもよらぬところで、紅葉狩り&お花見が一度に出来てしまいました。
【森林紀行No.4 パラグアイ – 北東部編】No.2
出発準備
初めてのパラグアイ
パラグアイは、私が最初に行った南米の国である。海外出張ではインドネシアに次いで2番目の国である。最初に行ったのは1980年。現在2015年だから、今から35年前のことである。パラグアイでは2つの調査を行った。一つは今書いている北東部の森林資源調査であり、続けてカピバリという地区で、森林造成計画を作成する仕事を行った。
その後、1987年に南米全体の森林や林業の状況を調査に行った時に、パラグアイに滞在したので、パラグアイには3つの仕事を通じて8回ほど行っている。
北東部の調査の目的は、森林の資源量を調査し、森林開発計画のガイドラインを作成するというものであった。開発計画と言っても樹木を伐採し利用するための計画ではなく、持続的に木材を生産し、森林を保護するための森林管理計画の作成であった。いわば、林業サイドから見た地域開発計画の作成であり、どちらかといえば自然保護に重点を置いたものである。
出発前の準備
航空写真の判読
パラグアイ国の面積は約40万k?で日本よりやや大きい国である。国を南北に流れるパラグアイ川(ラプラタ川の上流)により国が東西に分けられる。国の半分以上を占める西側はチャコと呼ばれる乾燥地域で、当時はわずかに牧場がある程度でほとんど人は住んでいなかった。乾燥地であるのでタンニンを含む有用樹のケブラーチョなどが多く生育している。利用されている土地は東側のみと言ってよく、それは日本の約半分くらいの面積である。
パラグアイ地図
その東側でも北東部にある町ペドロ・フアン・カバジェーロを基地にしての調査だった。北東部は当時まだ原生林が残っていたが、すでに多くの森林で有用樹の伐採が行われている森林であった。最初の予備調査の前に撮影した航空写真を入手し、出発前に予備的に判読した。
判読というのは、室内で立体鏡というのを用いて航空写真を立体的に見て、森林を密度の濃い森林や薄い森林、樹高の高い森林や低い森林、それらを林相というのであるが、林相の基準を作って、各々の林相にグループ分けして行く作業である。
航空写真は、上空から東西方向に一定間隔で撮影したもので、隣り合った写真を2枚用いて、同じ個所を右側と左側から見て、それを重ねあわせると立体的に見えるのである。3次元の絵や柄合わせと、原理は同じである。これは言ってみればかなり専門的な作業であるが、上空の至近距離から森林を観察しているのと同様で、様々な発見ができ、興味津津、楽しみながらできた仕事であった。
今は、森林を見るのも航空写真からほとんど衛星情報に替わり、この専門的技術はすたれてしまった。この技術を身に付ければ現場では、2枚の航空写真を肉眼で立体視して、地形の変化も読めるし、大木を目印に自分がどこにいるかも容易につかめ、森林内にいても迷うことはなかったのである。今はGPSなど便利なものがあるからアナログ技術はすたれてしまった。
ただし、この調査でも当時自由につかえるようになったランドサットのデータを使って1981年3月と1983年3月の2年間の森林と土地利用の面積の変化を調べた。この時の結果では2年間で約5.3%の森林が減少していた。単純に推移すれば38年で森林が無くなってしまうのであるが、現実には森林の伐採が加速され、その倍くらいの早さで森林はなくなってしまったのだ。
濃い緑が森林。今ではほとんど森林が消滅
大森林内の不思議な道
さて、パラグアイ北東部の森林の航空写真を判読している時に、大森林地帯にかなりの密度で縦横に道路らしきものが判読できるのだった。しかし、密林であり、はっきりと連続しておらず、道路らしきものも木や草に覆われており、土は反射しないため白く光って見えず、一体何だろうかと不思議に思った。
パラグアイにはグアラニー族が多いと聞くし、もしかしたら先住民インディオの通り道かとも思った。しかし、通り道であればこんなに多くあるはずはないし、しかもはっきりとは判読できないだろうと思ったりもした。では、何であろうか?確かに何かが通った跡である。
実際に現地に入ってみて、その跡が何であるかすぐに分かったが、がっかりすることはなはだしかった。それは木材を伐採し、搬出する道路の跡だったのである。現地に入る前は伐採道など入っていない原生林と思っていたからよけいにがっかりした。おそらく人は、森林資源は無限にあるものと錯覚していたのだろう。無限にあると思われていた天然の森林も縦横無尽に道路を入れられて伐採されれば、あっというまに消失してしまうのである。
天然林の優良木の消失の道は、ヨーロッパも日本もたどった道で、パラグアイは遅れてきただけのことであるが、それにしてももったいないことをしたものである。
つづく