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ジャルディナッジョ〔秋・冬~春〕
『冬はつとめて 雪の降りたるは言うべきにもあらず 霜のいと白きも・・・』 “枕草子”の境地には、どうにもなれそうにありません。
11月下旬をむかえ寒さが増す中、我が家では10月下旬から「秋・冬の花」を買い揃え始め「夏の草花」との入れ替えが進んでいます。例年と大きく変わることのない 定番ラインナップが、冬を彩りつつも半年先の春をイメージしてコレクションされてきました。一部ですが適当にご覧下さい。
ガンバって咲く 夏の花々
夏の草花は徐々に消え、11月でも軒下で4ポットほどが頑張って咲いています。花数は減り、蕾も開くか不明ですが、気温が下がり花色は鮮やかさが増しています。
ペチュニア:モンローウォーク (グラデーションの花色と色変わり、花付きの良さにひかれます。
ペチュニア:ベルファージ (壮健ですが暴れ気味で形が乱れます。蕾が開くか?)
ペチュニア:ジュリエット (ほっておいたので大暴れ)
カリブラコア:プチホイップ (花数は激減してますが、花色は良くなってます。)
秋・冬コレクション 第 1 弾
初回の購入は、予算オーバーと置き場所に悩まないように控えめに! 芳香の高い“ネメシア”を主軸に揃えました。
秋・冬コレクション 第 2 弾
11月に入ると、店頭はパンジー・ビオラ、etc・・・と賑わってきました。別用のついでに買ったポットの一部は、ラベル付きのまま植木鉢の根元にほったらかし。(ワイヤープランツ、ヒューケラ、アリッサム、ガーデンシクラメン、ビオラかな?しばらく放置されています)
ルート361
晩秋間近の国道361号を“飛騨高山”目指して走ります。弾丸ツアーですが...そうは言ってもそれなりに・・・
九 蔵 峠
県道20号経由で「九蔵峠」を迂回しようとも思いましたが、往路は峠越えで走ります。
九蔵峠ピーク付近の「御嶽山ビューポイント」から。付近には数台の車が停車しています。
紅葉は色褪せて来ていますが、好日の御岳山は眺望は壮観で、山頂の冠雪が冬の訪れを感じます。
権現トンネル
高山市に入り目的地までおよそ30kmと迫った“飛騨ぶり街道”のトンネルの一つです。
ルート内では珍しくナトリウムランプが使われ、オレンジ色とも濃黄色とも見える灯の創る曲面壁の縞模様が面白いと伴に眠気にも誘われます。
日下部民藝館(くさかべみんげいかん)
多くのインバウンドで賑わう街中を横目に、「日下部民藝館」にようやく到着です。
日下部家は、幕府御用商人として栄えた商家でした。建物焼失後の明治12年に江戸時代の建築様式そのままの建物を造り上げ、昭和41年に国の重要文化財に指定されました。以降、民芸館として一般公開されています。
今宵、ここで開演される 落合陽一 演出・《帰納する音楽会》サテライト公演 in TAKAYAMA の鑑賞が今日の目的です。演奏者は畳敷きの「台所」で演奏し、聴衆は「ろじ」と呼ばれる土間と「おいえ」と呼ばれる座敷で鑑賞します。聴衆の真後ろに演出スタッフがおります。
入場者は、ざっとですが130人位でしょうか。
プログラムは、琉球古典音楽と日本フィル弦楽四重奏の演奏、両者のコラボ演奏の三部構成です。
未だ経験のない、空間と距離での鑑賞が新鮮でした。
(スタッフ席から解説する落合陽一氏)
琉球古典音楽と日本フィルのコラボ演奏で終演です。
(演奏者と落合氏の挨拶の様子)
落合陽一氏の事は “落合信彦氏のご子息”という意識の方が勝っています。父親の信彦氏の著書を学生時代から濫読していた事があったためでしょう。
大都会“諏訪”
まだまだ残暑が厳しい頃のことです...
危険な残暑の休日。「涼みに行くよ」と私はエアコンの前から剥がし取られて、なんとなく “八ヶ岳エリア”に涼み出掛けることになりました。
*****諏訪湖SA*****
11時少し過ぎた頃、昼食に立ち寄りました。フードコートは既に多くの人で賑わっています。隅っこの席で“ざるそば”と “峠の釜めし”で昼食です。
釜飯1300円💧・・・。ひとつ買ってシェアして食べました。陶器の器はいつも持て余すのでお店に返します。
*****富士見町*****
コンビニで飲み物を補給。陽射しの強さは家と遜色ありませんが、吹く風に心地良さが伝わります。標高1000㍍超えは違うものですね。
未だに行く当てが無いままボーとしているうちに、ふと浮かんだのが“星野リゾート(リゾナーレ八ヶ岳)と井戸尻考古館”でした。
*****リゾナーレ八ヶ岳*****
北杜市まで移動、近場の駐車場はほぼ満車です。ミラノの建築家マリオ・ベリーニによる基本デザインでつくられた「リゾナーレ小淵沢」の頃、幾度か訪れました。2001年に経営破綻し“星野リゾート”が買収しました。我が家ではとても宿泊できそうもありません。 マルシェが催されてる石畳の回廊「ピーマン通り」を陽射し避けつつ少しお高目のショップを眺めながら散策しました。
*****井戸尻考古館*****
富士見町に舞い戻ります。 途中で、アウトレットに寄るつもりでしたが、今年の6月に閉鎖されている事を知りました。
なぜ ?“井戸尻” 以前視聴した“諏訪の縄文文化”とかいう内容のYouTubeの中で紹介された事がきっかけです。
考古館は田畑に囲まれたのどかな風景の中にひかえめに建つ、どこにでもある典型的な昭和の博物館そのものの建物です。縄文の展示については、質も量もどこにも引けを取らないと言われている割には今ひとつ知名度が低いと思います。 収蔵品は縄文時代中期(約5500年前から約4500年前)の物が多く、縄文時代(約1万6000年前から約3000年前まで)の中で最も栄えたと言われている頃のコレクションです。
展示室入口の右端に展示された多数の“矢じり”。大量に採掘される諏訪産の黒曜石やその加工技術や加工品は、縄文日本のトップブランドの一つで、縄文人の憧れ。諏訪地方に多くの人が集まった事で、遺跡や出土品がとんでもない数発見されている。まさに縄文時代の大都会とのことです。
※写真は展示ケースのガラス越しの撮影のため、一部加工されています。
>>>>> 土 器 <<<<<
【神像筒形土器】(しんぞうつつがたどき):重文
なんじゃこれ!クオリティー凄すぎる。実用性無視してオシャレ?に特化したデザイン。教科書で習った土器とは別物ではないですか。
【水煙渦巻文深鉢】(すいえんうずまきもんふかばち):県宝
出張中の為レプリカ展示。火焔型土器に匹敵するデザイン性。水煙VS火焔の激突か?
【人面香炉】
※撮影禁止の為イラストにて
表側は妊婦さんを表しているのかな? 裏側を覗くとゲッ! 「どくろ」とか髪が蛇を表す「メドゥーサ形ランプ」などと呼ばれているそうです。
【縦帯区画文深鉢】(じゅうたいくかくもんふかばち)
大きな土器で、表面の文様はジオメトゥリカルともオガーニックともいえるデザインです。
【竹筒型有孔鍔付土器】(たけつつがたゆうこうつばつきどき)
最新(今年の6月)の出土品。もはや縄文土器のメージが崩壊。
なぜかボクサーパンツに見えてしまうのです・・・(すみません)
>>>>>土偶 <<<<<
【巳(蛇)を戴く神子】(へびをいただくみこ):重文
日本最古の神子と言われています。後ろから見ると、頭に蛇をのせた珍しいデザインです。
【始祖女神像】(しそめがみぞう):重文
胸を張り、空を仰ぎ見る凛とした立ち姿に、親しみを込めて「バンザイどぐう」と勝手に呼び、イラストにしてみました。
*****にわか雨*****
「考古館」からの道すがら「八ヶ岳美術館」を横目で覗きこんでいる頃に、強い雨が降り出しました。車の温度計の表示は見る見る下がり、ついに19度を示しました。車外に出てみると“超涼し!!”