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1月の駒ケ岳

社窓
2022年1月の駒ケ岳

新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって本年が佳き年となりますようお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

本年の十二支は寅(虎)、 干支は「 壬寅 」 。

「寅」という字は「家の中で矢をまっすぐに伸ばす様子」表したものであることから、
“まっすぐに伸ばす、引っ張る”の意味から“動き始め、胎動”を意味するようになり、
そこから転じて、
昨年の「丑」の「種子の中で 曲がった芽が 殻を破ろうとしている状態」から、
今年の「寅」は「根や茎が生じて成長する、草木が伸び始める状態」を意味しているともいわれています。

「壬」は「妊→生まれる」の意味、
また、十干の9番目にあたり、次の命を育む準備の時期を表すともいわれています。

二つの組み合わせである「壬寅」は、
正に、「生まれたものが成長する」「新しく立ち上がる」といったことを表しているといえます。

コロナ禍の厳しい冬を超え、新たな成長の年となることを切に願うところです。

2022年1月の南アルプス

東山ブルー

ゼンシンの日々

本格的に雪が降り積もる前でCOVID‑19〈δandο〉の状況を鑑み、「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」観覧に長野県立美術館〔NAM〕(旧信濃美術館)に出掛けました。 二十数年前の1998年6月に奈良を訪れた際、思いも寄らず唐招提寺「鑑真和上特別開扉」で御影堂を拝観する機会を得て、そこで目にした障壁画を再び長野で観られる事と、改築なったNAMの見学を目当てに長野市に向かいました。

Part1 障壁画展は御影堂の内部を部分的に再現し、全68面の障壁画が公開されているとの事です。以前に観た時は、混雑するなか畳上から立った姿勢での目線でしたが、今回は正座して観る目線の高さに展示されています。再現した“宸殿の間”にある「濤声(とうせい)」は印象深く、波が大きく打ち寄せる海景のスケールは圧巻で、画伯の静謐な“青”とは違った、穏やかな“緑青”の世界に魅了されます。鑑賞後は、二十数年前の記憶の欠落部分が補完されたような安堵感も漂いました。

Part2 NAMは長野県信濃美術館が改築され、2021年4月にオープンしました。旧館は建築家 林 昌二氏(日建設計)が手掛けた双曲放物面シェル構造が特徴的な建築でした。新館は建築家 宮崎 浩氏(プランツアソシエイツ)がプロポーザルにより選出されました。(安曇野高橋節郎記念美術館が同氏の作品です)また、NAMに先立ちリニューアルされた東山魁夷館は、世界で最も美しい美術館をつくる建築家と言われている谷口吉生氏(谷口建築設計研究所)によります。

現在、高台にある城山公園が臨時駐車場であるため、施設へのアプローチは3階からとなりました。3階エントランスの「風テラス」からは、善光寺を望む絶好の眺望が楽しめます。周辺一帯も整備され、善光寺との回遊性も増し、明るく開放感のある建物となっています。

Part3 館内スタッフユニフォームは深いブルーで、「マメクロゴウチ」の黒河内真衣子氏(伊那市出身のパリコレデザイナー)の手によるものとの事です。似合う人もいましたが・・・。

という事で、暗くなる前に当地を後にして家路につきました。

12月の駒ケ岳

社窓
2021年12月の駒ケ岳

今年もあと残すところ僅かとなりました。
一旦は終息への気配を見せており、
徐々に外出なども増えつつあったところへ、
新たな変異株による感染拡大が世界中で報告されてきている昨今。
昨年と変わらずコロナウィルスに振り回されています。

さて、毎年、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が発表している「今年の漢字」。
いくつか予想をしてみました。

金・・・オリンピック開催年恒例。今年はイメージが薄いか。
災・・・コロナ禍が続く。災害等のあった年の定番。
変・・・変異株。コロナ禍での生活様式の変化。
禍・・・コロナウイルスが流行るまではほとんど使うことが無かった字。

なんか、あまり良い字が思い浮かびませんでした。
もっと前向きな漢字が思い浮かぶような世相となることを期待します。

2021年12月の南アルプス

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