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大都会“諏訪”

ゼンシンの日々

まだまだ残暑が厳しい頃のことです...

 危険な残暑の休日。「涼みに行くよ」と私はエアコンの前から剥がし取られて、なんとなく “八ヶ岳エリア”に涼み出掛けることになりました。

*****諏訪湖SA*****

 11時少し過ぎた頃、昼食に立ち寄りました。フードコートは既に多くの人で賑わっています。隅っこの席で“ざるそば”と “峠の釜めし”で昼食です。     

釜飯1300円💧・・・。ひとつ買ってシェアして食べました。陶器の器はいつも持て余すのでお店に返します。

*****富士見町*****

コンビニで飲み物を補給。陽射しの強さは家と遜色ありませんが、吹く風に心地良さが伝わります。標高1000㍍超えは違うものですね。

未だに行く当てが無いままボーとしているうちに、ふと浮かんだのが“星野リゾート(リゾナーレ八ヶ岳)と井戸尻考古館”でした。

*****リゾナーレ八ヶ岳*****

 北杜市まで移動、近場の駐車場はほぼ満車です。ミラノの建築家マリオ・ベリーニによる基本デザインでつくられた「リゾナーレ小淵沢」の頃、幾度か訪れました。2001年に経営破綻し“星野リゾート”が買収しました。我が家ではとても宿泊できそうもありません。 マルシェが催されてる石畳の回廊「ピーマン通り」を陽射し避けつつ少しお高目のショップを眺めながら散策しました。

*****井戸尻考古館*****

富士見町に舞い戻ります。 途中で、アウトレットに寄るつもりでしたが、今年の6月に閉鎖されている事を知りました。

なぜ ?“井戸尻” 以前視聴した“諏訪の縄文文化”とかいう内容のYouTubeの中で紹介された事がきっかけです。

 考古館は田畑に囲まれたのどかな風景の中にひかえめに建つ、どこにでもある典型的な昭和の博物館そのものの建物です。縄文の展示については、質も量もどこにも引けを取らないと言われている割には今ひとつ知名度が低いと思います。 収蔵品は縄文時代中期(約5500年前から約4500年前)の物が多く、縄文時代(約1万6000年前から約3000年前まで)の中で最も栄えたと言われている頃のコレクションです。

 展示室入口の右端に展示された多数の“矢じり”。大量に採掘される諏訪産の黒曜石やその加工技術や加工品は、縄文日本のトップブランドの一つで、縄文人の憧れ。諏訪地方に多くの人が集まった事で、遺跡や出土品がとんでもない数発見されている。まさに縄文時代の大都会とのことです。

※写真は展示ケースのガラス越しの撮影のため、一部加工されています。

>>>>> 土 器 <<<<<

【神像筒形土器】(しんぞうつつがたどき):重文

  なんじゃこれ!クオリティー凄すぎる。実用性無視してオシャレ?に特化したデザイン。教科書で習った土器とは別物ではないですか。

【水煙渦巻文深鉢】(すいえんうずまきもんふかばち):県宝

出張中の為レプリカ展示。火焔型土器に匹敵するデザイン性。水煙VS火焔の激突か?

【人面香炉】

※撮影禁止の為イラストにて

 表側は妊婦さんを表しているのかな? 裏側を覗くとゲッ!   「どくろ」とか髪が蛇を表す「メドゥーサ形ランプ」などと呼ばれているそうです。

【縦帯区画文深鉢】(じゅうたいくかくもんふかばち)

              大きな土器で、表面の文様はジオメトゥリカルともオガーニックともいえるデザインです。

【竹筒型有孔鍔付土器】(たけつつがたゆうこうつばつきどき)

 最新(今年の6月)の出土品。もはや縄文土器のメージが崩壊。

 なぜかボクサーパンツに見えてしまうのです・・・(すみません)

>>>>>土偶 <<<<<

【巳(蛇)を戴く神子】(へびをいただくみこ):重文

 日本最古の神子と言われています。後ろから見ると、頭に蛇をのせた珍しいデザインです。

【始祖女神像】(しそめがみぞう):重文

胸を張り、空を仰ぎ見る凛とした立ち姿に、親しみを込めて「バンザイどぐう」と勝手に呼び、イラストにしてみました。

*****にわか雨*****

「考古館」からの道すがら「八ヶ岳美術館」を横目で覗きこんでいる頃に、強い雨が降り出しました。車の温度計の表示は見る見る下がり、ついに19度を示しました。車外に出てみると“超涼し!!”

11月の駒ケ岳

社窓
2023年11月の駒ケ岳
2023年11月の駒ケ岳

ここにきて、いよいよ紅葉が見頃となりました。
今年は残暑が長かったためか、
山も平野も樹々が一斉に色づき、非常にきれいな紅葉の景色がみられています。

つい先ごろまでは、ハロウィンの装飾などで飾られていたものが、
11月になった途端に、クリスマスケーキの予約やクリスマスの装飾が見られるようになりました。
切り替えの早さに驚かされています。

暦でも「立冬」を迎えます。
これから、一気に冬、年末へと向かっていきそうですが、
もう少しだけ、秋を楽しみたいところです。

2023年11月の南アルプス
2023年11月の南アルプス

Autumn in 木曽路

ゼンシンの日々

■プロローグ

 秋晴れのなか、設計調査のため権兵衛峠 高速 道路を抜けて木曽町に向かいます。国道の気温表示計は16度を示しています。予定通り11時45分に現場到着。今日は「学年試験」の為、昼休みの時間から調査開始です。屋内外の調査は計画に反して手こずり、2時間ほどかかりました。

■道の駅日義木曽駒高原

 帰社の途中、昼食の買出しに道の駅に立ち寄りました。  

皆さんお馴染みの処と思います。店内の陳列棚は “ きのこ ” が幅を利かせ、秋色らしくなっています。「松茸の棚」の松茸も残り少なくなっていましたが、例年よりは高値の様です。

この建物の名称は「ささりんどう館」
・・・(そうだったのか)
「顔出し」の左上の家紋が“ささりんどう”です。
開田高原“とうもろこしソフトクリーム”
・・・(今日は遠慮します)
店先の「インパチェンス」の大株がきれいです。

きのこ

■ サラメシin巴が淵

 遅い昼食を落ち着いて食べようと思い「巴が淵」まで移動しました。駐車場の脇に” 巡回バス木曽っ子号 ” のBSがあり、平日は11便の運行の様です。 周辺の狭いエリアには、ところ狭しと幾つかの石碑や説明板が立ち並んでいます。「巴が淵」の解説は写真(右端)の通りです。

 

橋の上から「巴が淵」を眺めると、川面をさかのぼる大きな枯葉?と思いきや、 鴨?らしき🦆が一羽だけ泳いでいます。

巴渕(巴が渕・巴ケ渕):山吹山のふもと、木曽川が巴状に渦を巻く淵。         鴨がどこにいるか分かりますか?
ここ、ここ!

昼食は「🍙・おんたけ茶、デザート付き」にしました。昼食を取って落ち着いたところで、サッサと会社に戻ります。

★おにぎり:沢山の松茸だけの「炊き込みご飯」です。

★おんたけ茶:すっきりとした特徴的な味わいで、健康志向の方にお勧め。

★デザート:木曽の名店「田ぐち」の ” 御嶽もなか ” 、上品な甘さとやわらかな皮のお勧めの和菓子です。

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