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【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.19
ウラテンガ(Ouratenga)村とフガングエ(Fougangue)村
ウラテンガ村
ウラテンガ村に行ったのは2011年4月14日(木)のことで、ウェンガ村を訪ねた後に行った。この村もシアバターの買い付けを兼ねて行ったものである。
村の雰囲気
ロバが草を食み、のんびりとした雰囲気である
トウモロコシ粉を練って暖めている。使っているのは
最も原始的な石を三つ使った三ツ石カマドだ
シアバターの購入
住民の作ったシアバターの重さを測り、
品質を調べた後に購入伝票を渡す
ドゥリバラ
マラリアに効くというドゥリバラの根を削る
削った根を乾燥させる
苗畑
極小さな村落苗畑である
ワラをかけて日陰を作る
ウラテンガの家
家の外。雑然とし、整理していない
家の中では子供に昼寝をさせていた
フガングエ(Fougangue)村
フガングエ村に行ったのは4月20日(水)である。カッソンとラキエタ・センターのいつもの2人と行った。フガングエ村の後にジャンガ村にも行った。ここはシアバターの買い付けを兼ねて行ったものである。
シデラドゥグで
昨日(4月19日)倉庫の検査に行く時に、遅い昼飯を取った焼き肉屋で、また昼飯用に肉を焼いておいてくれるように頼んでからフガングエ村に行く。
清潔とは言えないが、焼いてあるので大丈夫。これが美味い
村の雰囲気
村の入口
薪を積んでいる。積み方は他の村と比較して良い方である
シアバターの購入
村人がシアバターを運んでくる。いつもと同様
重さをはかり、品質を調べ、購入伝票を渡す
バグボの写真
前述したように、この時隣国のコートジボワールではバグボ元大統領派と現大統領のワッタラ派との衝突から内戦状態に陥り、村へ訪ねる少し前に元大統領のボグボが拘束された。バグボへの不満はコートジボワルからブルキナまで届いていたのであろう。この辺鄙な村の中でバグボが白人の警官に捉まり、真っ裸で警棒でたたかれながら押し連れられて行く写真が出回っていたのである。そのような写真がこのようなところにあるとは本当に驚いた。これはもちろん合成写真であるが、静かな村でも一旦ことが起こればどのように変身するかわからないと思ったものである。
つづく
【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.18
スバカ村、ウェンガ村
スバカ(Soubaka)村
スバカ村に行ったのは2011年4月13日(水)だった。この日はスバカ村のプロジェクトの委員会の総会を行った。スバカ村はタニャナ村に近く、トゥムセニ指定林周辺の村である。正式にはスバカニエドゥグゥ(Soubakaniédougou)という。
スバカまでの道
何回も通る道であるが、通るたびに楽しい。
バイクだけでなく自転車利用の女性も多い
立派なカイセドラの並木道
村の雰囲気
スバカ村はトゥムセニ指定林の周辺にあり、この指定林はバンフォラの西側に位置し、バンフォラにかなり近い。バンフォラの東側に位置しバンフォラからはかなり遠いグアンドゥグやコングコ指定林の周辺の村よりも物質的には大分豊かなように見える。
ヤシの木が多く、大きな建物もある
裸で遊ぶ子供達
木に登り、総会のおやつとして食べるマンゴーを取る男性。
マンゴーの木は村内に沢山植えられている
男性が落としたマンゴーを運んで来る女性
女性が持ってきたマンゴー
ドゥニーズが総会の司会を行う
バランスシートの表を見せる村人
総会に出席しているほとんどの女性達のかかとは、ひび割れている。乾燥しているので、こうなるのであろう。ここから黴菌が入る可能性があるので、せめてシアバターを塗ってもらいたいと思ったものである。
ウェンガ(Wenga)村
ウェンガ村に行ったのは2011年4月14日(木)のことで、スタッフのママドゥとラキエタ・センターの2人と一緒に行った。ウェンガ村はグアンドゥグ指定林周辺の村で、シデラドゥグの先の村である。バンフォラからはシデラドゥグまでは車で1時間はかかるから1時間半以上はかかる遠い村である。
村に行くまでの道
いつものことであるが、バンフォラでサンドイッチを買って、シデラドゥグで休む。簡易なバイクや自転車が村人の主要な足だ。
たこ焼き型鉄板で作ったオヤキをイスフと一緒に食べる
ヤマハのバイク
ごく簡易な自転車
ウェンガ村
ウェンガ村の入り口にはプロジェクトの支援で作った井戸もある。また、簡易な村落苗畑もあり、薪も揃えて積んでいる。ここではシアバターの買い付けとプロジェクトの進行状況を聞きこんだ。
プロジェクトで支援した井戸
簡易な村落苗畑
薪
プロジェクトの進行状況の聞き込み