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3月の駒ケ岳

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2025年3月の駒ケ岳

3月に入って続けて東京など関東地方で降雪がありました。
当地は若干の積雪があったものの直ぐに溶けてしまい、
積雪というほどの積雪がないまま春となりました。

この「春」ですが、

二十四節気では、
立春から立夏までで、今年は2月3日から5月5日まで。

天文学的には、
昼と夜の長さが全く同じ長さとなる”春分”から
1年でもっとも日が出ている時間が長い”夏至”までで、
今年は3月20日から6月21日まで。

気象学的には、
3月、4月、5月。

まだまだ寒い日もありますが、
季節は春本番に向かっています。

2月の駒ケ岳

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2025年1月の駒ケ岳

今季最強寒波が過ぎた後の晴天。
山はしっかり積雪した様子がうかがえます。

東北、北海道、日本海側を中心に、今季は記録的な豪雪となっていますが、
長野県南部に位置する当地においては、
今季は、年始から変わらず寒い日は多いものの大きな降雪はありません。

さて、2月の和風月明は「如月」「きさらぎ」。
「きさらぎ」は、まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する「衣更着」に由来するとも言われています。

一方「如月」は、
中国の最古の辞書の記述に「二月を如となす=万物が次第に動き始める月」とあることから、
中国では2月の異名を「如月(にょげつ)」と呼んでおり、これに由来するとのこと。

つまり、表記と読みが違ったところに由来していることになります。

最強寒波が過ぎ、少しずつ春が訪れることを期待しています。






1月の駒ケ岳

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2025年1月の駒ケ岳

新年を迎え、各地で強い寒波の影響で大雪に見舞われております。
こちらは、気温は低いものの、平地では積もるような降雪は無いです。

さて、本年の十二支は巳(蛇)、 干支は「 乙巳 」 。

「巳」は、
「已(い)」=「止む」の意味から
「草木の成長が極限に達した状態」を意味するとも言われています。
また、「巳」という字は、
胎児の象形から成り立った文字とされており、
次の新たな生命を生み出す準備が整った状態、
「起こる、始まる」などの意味があるともいわれています。

「蛇」は、
脱皮しながら成長を繰り返すなど生命力にあふれる姿から、
「復活と再生」を連想させ、古くから神の使いとして信仰されてきました。

「乙(きのと=木の弟)」は、
十干の2番目で、誕生間もない状況、成長の兆しを表すともいわれています。

能登地方を中心に大きな災害に見舞われた昨年から、
今年は復興が進み、新たなスタートとなる、明るい年となることを願います。

2025年1月の南アルプス

12月の駒ケ岳

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2024年12月の駒ケ岳

師走となり、やっと山肌も雪で覆われ始めました。

この時期になると、毎年流行などが総括され、
賛否両論巻き起こしています。
「新語・流行語大賞」「SNS流行語大賞」「ネット流行語100」・・・・
様々な企業やメディアがその年のトレンドを総括しています。

「流行った」「流行ってない」で目くじらを立てるのではなく、
家族や友人と盛り上がりながら今年を総括するためツールだと思えばいいのかなあと思います。


ということで、恒例となりました「今年の漢字」予想

金:オリンピックの金メダル、裏金問題、103万円の壁 、新紙幣
高:物価高騰、円高
災:能登半島地震、南海トラフ臨時情報、各地での豪雨・台風災害

この他、新、政、変 なども思いつきましたが・・・・
昨年の予想とあまり変わり映えもせず、発想力の乏しさを痛感しています。

皆さんはいかがでしょうか。

2024年12月の南アルプス

11月の駒ケ岳

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2024年11月の駒ケ岳

10月になっても夏日に近い気温の日もありましたが、
麓まで一気に紅葉が進み、やっと秋めいてまいりました。

富士山の初冠雪が平年より1か月ほど遅れ、
130年前に統計を取り始めてから最も遅い観測となったそうです。

中央アルプスも南アルプスも初冠雪となったようです。
こちらも例年より半月ほど遅い気がします。

今年は、昨年不作だったキノコ、特に松茸が大大豊作となって、
会社でも何度 “も” 御馳走になりました。

ゼンシンの日々-秋の香り

なんとなく短く感じた秋でしたが、
幸せなことに、しっかり秋の味覚を堪能しました。

急に寒くなってきたので、
暖房器具を出したり、布団を暖かいものに換えたり、
スタッドレスタイヤを準備したり・・・・
冬支度の始まりです。

2024年11月の南アルプス


10月の駒ケ岳

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2024年10月の駒ケ岳

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、
朝夕は涼しくなってきたものの、今年は秋の彼岸が過ぎても暑い日が続いています。
一方で、中央アルプス千畳敷では、確実に季節が移っていることが写真からも判ります。
昨年も夏の猛暑、残暑の影響で秋の味覚に影響がありましたが、今年はどうでしょうか。

さて、今年は様々な物が値上げとなっていますが、10月も値上げラッシュとなっているようです。
自動販売機で気軽に買っていた500mlのペットボトル飲料。
160円が180円に値上げとのこと。消費税を加えると200円近くとなります。
気軽に買うことはできない気がします・・・。

これからの季節、屋外での活動やイベントも多くなります。
しっかり水分補給できるように準備しておきましょう。

2024年10月の南アルプス

9月の駒ケ岳

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2024年9月の駒ケ岳

昨年の同じ時期も真夏日が続く厳しい残暑でしたが、
今年は更に厳しい感じがしています。
例年なら暑いとはいえ、朝晩はだいぶ涼しくなってくるところですが、
若干涼しくなってきたといった程度でしょうか。

パリオリンピックに続き開幕したパリパラリンピックが閉幕し、
多くの日本選手の活躍を観ることができました。
パラリンピックではアスリートとしての能力などはもちろんですが、
何より個々の選手の技術というところにも非常に感動をしました。

8月27日頃から9月2頃にかけて約1週間ほど日本列島で迷走した台風10号。
各地で記録的な大雨を記録し、交通機関にも大きな影響を及ぼしました。
これから、本格的な台風シーズンとなります。
台風が訪れないことを祈ると共に、
いざという時に備えていきましょう。

2024年9月の南アルプス

8月の駒ケ岳

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2024年8月の駒ケ岳

北陸、東北地方は連年より梅雨明けが遅く、
山形県や秋田県を中心に記録的豪雨災害に見舞われております。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

一報、関東より西の地域では連日記録的猛暑のみまわれており、
「危険な暑さ」と表現されるような地域もあるようです。
くれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。

さて、パリオリンピックが開幕し、連日、様々な競技が放映されています。

オリンピックでは毎回、マスコットが登場します。
今回のパリオリンピックのマスコットは「フリージュ」
18世紀、フランスの革命家達がかぶっていた「フリージア帽」がモチーフとのこと。

では、過去のオリンピックマスコット覚えていますか?

2022北京オリンピック ビンドゥンドゥン
2020東京オリンピック ミライトワ(ちなみにパラリンピックはソメイティ)
2018平昌オリンピック スホラン
2016リオオリンピック ビニシウス

1998長野オリンピック スノーレッツ

覚えておくと、クイズに出るかもしれませんね。

今回も、日本選手が大いに活躍して、
年末恒例、今年の漢字が「金」となることを期待したいと思います。

2024年8月の南アルプス


7月の駒ケ岳

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2024年7月の駒ケ岳

今年もあっという間に半分が過ぎました。
遅い梅雨入りから梅雨後半のような激しい降雨。
さには、梅雨の合間には梅雨明けのような30℃越えの真夏日。
これから夏本番へ向かうところですが、すでに真夏の様相。
急な気候の変化で体調を崩しがち。
特に熱中症には十分お気をつけください。

さて、7月3日に2004年以来20年ぶりに新紙幣が発行となりました。

表の肖像画は皆さんご存じの通り、
千円札  「野口英世」  →  「北里柴三郎」
五円札  「樋口一葉」  →  「津田梅子」
一万円札 「福沢諭吉」  →  「渋沢栄一」

では、裏面はどうでしょうか?





正解は
千円札  「富士山と桜」 → 「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」
五円札  「国宝「燕子花図」(尾形光琳作)」  → 「フジ(藤)」
一万円札 「宇治平等院の鳳凰堂の鳳凰像」 →  「東京駅」

さらに、2004年の少し前、2000年に発行された二千円札。
覚えていますか?
表面は「沖縄の守礼門」、裏面は「源氏物語絵巻と紫式部日記絵巻の一場面 」という紙幣です。
世界的には20$札や20€など「2」の付く単位の通貨は一般的との触れ込みでしたが、
沖縄県以外、全国的には定着せずに、いつの間にか見なくなりました。
今回の刷新でも話題にあがることはありませんでした。

キャッシュレス化が急速に進んでいる今発行される新紙幣。
どのように流通していくのか少し興味があるところです。

2024年7月の南アルプス

6月の駒ケ岳

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2024年6月の駒ケ岳

そろそろ梅雨入りの声が聞こえてきました。
今年の梅雨入りは平年よりかなり遅いようです。
一方で梅雨明けは平年並み、雨量は平年並みか多いとの予想が出ています。

さて、6月の和風月名は「水無月」
この名前の由来にはいくつか説があるそうです。

田んぼに水が張られる時期で「水な月(水の月)」
“無” は 当て字という説。

旧暦の6月が今の7月から8月にあたることから、
梅雨が明けて晴天が続き水が涸れて無くなる月、
文字通り「水の無い月」という説。

田植えが終わり、大きな農作業が終わる月「皆仕尽(月)」が転じたという説。

他にもいくつかあるようです。

ともあれ、雨は多すぎず、少なすぎずであることを願います。

2024年6月の南アルプス
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