令和3年度優良業務ならびに優良技術者表彰
この度、
令和3年度 国土交通省中部地方整備局 優良技術者ならびに優良業務局長表彰
令和2年度 国土交通省中部地方整備局 天竜川上流河川事務所 優良業務所長表彰
をいただきました。
発注者様はじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
この受賞を励みとして、さらなる技術の向上に努めてまりたいと思います。
国土交通省中部地方整備局 優良業務技術者ならびに優良業務局長表彰
受賞技術者:原田東鶴
業 務 名:令和2年度天竜川水系7月豪雨災害緊急調査業務
表 彰 理 由:
災害発生に伴う緊急的な調査であったが、業務の目的をよく理解し、UAVを用いて適
切かつ迅速に、精度の高い測量を実施し、優れた成果をあげた。(天竜川上流河川事務所資料より)
天竜川上流河川事務所 優良業務所長表彰
受 賞 者:令和2年度 天竜川上流河川管理施設等監理検討業務PCKK・ゼンシン設計共同体
業 務 名:令和2年度天竜川上流河川管理施設等監理検討業務
表 彰 理 由:
河床洗堀の進行が推測される河床を対象に、3Dレーザースキャナーやナローマルチ計測などの技術を活用するなど、入念に現地調査を実施し、状況をしっかりと把握したうえで適切に評価を行い、良好な成果を取りまとめた。(天竜川上流河川事務所資料より)
長野県SDGs推進企業登録制度
この度、長野県SDGs推進企業登録制度に登録されました。
SDGsの達成に貢献できるよう、企業活動を通じて取り組んでまいります。

SDGs達成に向けた経営方針等
SDGs達成に向けた重点的な取組み
- ICT技術を活用し、生産性の向上を図るとともに、高度技術を地域の発展のために提供してまいります。
- ライフスタイルに合わせた働き方ができる体制を構築してまいります。
- 環境の向上と保全に取り組むことで、地域のために貢献してまいります。

環境美化活動
お盆を前に、社屋、社員駐車場ならびに周辺道路の環境美化活動を実施しました。
草取り、ごみ拾いとともに、街路植込みの剪定も行いました。
また、気持ちよく道路を利用をできそうです。
小さな取り組みではありますが、今後も続けていきたいと思っています。
8月の駒ケ岳

梅雨明けから、猛暑が続いております。
東京オリンピック2020も熱戦が続いています。
コロナウイルス感染者も急激に上昇しています。
ワクチン接種も徐々に進んでいるようですが、
今年の夏も昨年同様、それ以上に”ステイホーム”が求められています。
熱中症などにくれぐれも注意しながら、
“おうちサマー”を楽しめたらいいなあ。

こんなこともやってます
遊砂地工設計の中で環境調査の一環として現地渓流の川魚調査を行いました。
イワナが釣れて生息していることが確認できました。


7月の駒ケ岳

全国的に梅雨明けとなってきました。
関東甲信越は、平年より3日ほど早く、昨年とくらべると半月近く早い梅雨明けとなりました。
梅雨入りが平年より遅かったこともあり梅雨期間は一か月ほどと短い梅雨となりました。
その一方で近畿・東海地方は逆に梅雨入りが早かったことで、
梅雨の期間が2か月ほどとなり、逆に長い梅雨となったようです。
(一先ずは速報値。最終的には見直しされるかもしれませんが。)
今年の梅雨も、各地で大雨による災害が発生してしまいました。
今は、どこでも、これまでになかったほどの雨が降り、土砂災害が起こる可能性があることを
改めて感じています。
また、これまでとは違った視点で災害リスクをはかる必要があること強く感じました。
一気に、真夏日、酷暑の夏本番がやってきました。
熱中症など体調に気を付けていきましょう。

😐❔<測量設計業界について詳しく知りたい>🙄❓「信州の未来を創造する測量設計」
「信州の未来を創造する測量設計」ー長野県測量設計業協会PRー
(一社)長野県測量設計業協会が創立50周年の記念事業として、測量設計業界の仕事を一般の方にわかりやすくお伝えする番組を作成しました。
測量設計業の今について、仕事内容の説明やインタビューが集録されています。
「測量って具体的には何をしているの? 」
「建設コンサルタントって何?」🙁 そんな疑問が解決できる番組です。
番組は既に、SBC信越放送にて 6月26日土曜日<16:55~17:00>「信州の未来を創造する測量設計」として放送されました。
現在、放送された動画は現在YouTubeにてご覧いただけます。
テレビのリアルタイムでご覧になられた方も、残念ながら見逃してしまわれた方も、是非YouTubeにてご覧いただければと思います。
信州の未来を創造する測量設計 📺 左のリンクよりどうぞ 📺
一般社団法人 長野県測量設計業協会HP
「測る、調べる、創る」技術で美しいふるさと信州を守り育てています。
【増井 博明 森林紀行No.7 アラカルト編】 No.37_パラグアイ
筆者紹介

南米6ヵ国訪問(パラグアイ)
ボリビアの次はパラグアイに向かった。ラパスを1987年3月27日(金)の朝7時に飛び立ち、サンタ・クルスに8時に到着した。サンタ・クルスでの出国検査が厳しかったことは前回の紀行文で述べた通りである。その後サンタ・クルスを11時半に立ち、パラグアイの首都アスンシオンに午後1時少し前に到着した。今回のパラグアイの話は以前にも書いたが、リニューアルした。
訪問の目的
私は、1985年にカピバリという地区の造林計画を作成しており、その後、計画に沿ってまず試験的に植林をしようという話になっており、今回はその進捗状況などを調べにパラグアイを訪問したのだった。
パラグアイの森林局
私は1979年から1985年にかけて、パラグアイの森林局において、パラグアイ北東部の森林資源調査とカピバリ地区での造林計画調査で、パラグアイの森林局の職員と共同で働いた。そのため、森林局の職員である技術者とは旧知の仲だったので、2年ぶりに訪ねたことで、皆大歓迎してくれた。
大規模な植林を実行するには事務所や苗畑建設、大量の作業員の雇用など相当な初期投資が必要なため世銀、米州開発銀行あるいは日本から借款して植林を進めようという計画だったが、その前にまずは日本の技術協力で試験的に植林を試みようということになり、日本の専門家が派遣されていた。この方はとても温厚そうに見える方であったが、実際に行っていることはとても厳しくて、つい緩んでしまう南米気質の職員を鍛え上げるには打ってつけの方だった。
この方は、森林局の職員達と共に、日曜日の午後から金曜日の午後までカピバリの現地に入り、金曜日の午後にアスンシオンに帰り、土曜日の午前中は講義と打ち合わせ、日曜の午後またカピバリに出かけるというハードスケジュールを森林局の職員とともにこなしていた。このようなハードスケジュールに慣れていない南米パラグアイの森林局の職員達にとってはグーの根もでない大変さだった。
カピバリの森林
カピバリの森林に行くには、アスンシオンからルエダという場所にでて、そこからペドロ・ファン・カバジェーロという北部の町に向かう国道を進み、途中ブトゥという町で東に入り、小一時間進んだところだった。ブトゥのあたりの土壌は、フェラルソルといって灼熱の太陽により風化と養分の溶脱を激しく受け、鉄やアルミニウムなどが集積した赤土である。

カピバリの現地の森林は、パラグアイでセドロ、ラパーチョ、ペローバなどと呼ばれ樹高30m~40m、胸高直径は1m以上にもなる良木が伐採され、持ち去られた後の森林だった。それでもまだ胸高直径が50cmほどの樹木はかなり残っており、大木の伐採後に沢山の樹木が更新してきて、藪状となっているような森林だった。この森林の中には大きな帯鋸や丸鋸が沢山残された製材所の跡があり、伐採前には大径木が林立する素晴らしい森林があったことが想像されるのだった。

袖群落ともいえる森林
安全祈願祭
この時、関係する職員全員で、特にパラグアイの森林局の局長もこの森林に入り、これから藪状の木を伐採し、そこにマツを植林するために、安全祈願祭を行った。
お供え物としてバナナ、リンゴ、パイナップルなどの果物とそれにワインを持って行った。御神酒のワインだ。この周辺の残っている一番の大木をご神木として選定し、その木にしめ縄を巻き、その下にお供え物を供えた。そしていくつかの呪文を唱えた後、「これから山の作業に入りますが、山の神様、どうか安全をお守り下さるようよろしくお願いします。」と日本語とスペイン語でお祈りをしたのであった。こういったことをしたことがない、パラグアイ職員達もこの宗教的かもしれがいが、安全意識を高める行事の重要さを悟り、真面目に行い、その後お互いにさらに意識を高めあった。

苗畑
カピバリの事務所に隣接して苗畑も作っていた。マツ類を中心に育てていたが、これを管理する職員も作業員もいかにも南米らしい精神論の規則を作って頑張っていた。彼らは規則は破られるためにあるといつも言っていたが、それは冗談としても南米の人たちは素晴らしい標語を作る能力には長けていると思う。


苗畑での仕事の時間割
午前 7:00~11:00
テレレタイム(お茶)9:00~9:45
午後 13:00~17:00
テレレタイム(お茶)15:00~15:15
月曜日から金曜日まで毎日
(テレレはパラグアイのお茶で牛の角で作った容器の中にマテ茶の葉を入れ、ボンビージャという金属のストローのようなもので、回し飲みする。このコロナ禍でテレレの習慣はどうなっただろうか?)

Ⅰ 浪費や無駄をしない、不規則なことをしない、非合理なことをしない。
Ⅱ
1. 感じよく「おはよう」と言おう。
2. 「はい」と言って従う。
3. 「すみません」と言って反省する
4. 「どうぞ」、「ご自由に」、「お先にどうぞ」(慎み深く)
5. ボランティア精神「私がやります」(献身、奉仕)
6. 「あなた達に感謝」という謙虚さ
7. 「皆さんありがとう」という感謝
8. 「あなたの仕事に感謝」という尊敬
9. 「失うものはない」、「頑張れる」、「耐えらえる」という楽観主義
10. 「嘘はつかない」という誠実さ
Ⅲ 素直に勉強します
厳しく実践します
分かり易い方法で教えます
Ⅳ 孝行と国家への忠誠
(この標語は、この時パラグアイではストロエスネル大統領で軍事独裁国家であったため書かざるを得なかったのでないかと思われる。)
パラグアイ森林局の同僚達
この時、私が2年ぶりにパラグアイを訪れたので、パラグアイ北東部の森林資源調査で働いた同僚が家に招待してパーティを開いてくれた。何人かの同僚が夫婦できてくれた。結婚して数年というカップルが多く、私は奥さん達も同僚が独身時代から知っている方が多かった。奥さん達は、独身の時は細めであったが、結婚したら随分とどっしりして、早くも貫禄を見せ、同僚達は尻にひかれているようだった。
当時、コロナならず、エイズが発見されたばかりの頃で、話していてエイズの話題になった時に、奥さん達は、その感染した後に死に至る恐ろしさを強調していた。旦那達が決して浮気をしないようにと特にこの話題を持ち出し強調するような感じを受けたが、もっともなことである。
彼らも私と同年代だったので、今は70才前後になっているはずである。
当時撮影した写真
その他当時撮影した写真を掲げる。

森林局の前の建設中のビル:1980年当時地下を工事中だったが、7年経った1987年も上層階を建設中だったので、まだ建設中なのかと驚いた。完成まで何年かかるかと思ったものである。

内山田:アスンシオンにあった日本人が経営するスキヤキ屋とホテルであるが、今も盛況のようである。このコロナ禍で経営はどのようであろうか?当時6階を建設中だった。資金が溜まると上層階を継ぎ足していた。

イパカライ湖:フーリオ・イグレッシアスも歌う「イパカライ湖の思い出」で有名なイパカライ湖。アスンシオンの東、約30㎞にある。有名な保養地で1980年の頃よりも1987年にはだいぶ整備されてきた印象を受けた。いまはもっとはるかに整備されていることと思う。

アスンシオン大学にあったアナコンダの皮の標本。下の水槽と比べて、皮幅が約40㎝とすると腹の直径は約13㎝、巻いてある皮の直径が約30㎝として、内側に10㎝の空洞があり、1㎝に2巻あるとすると長さは約12~13mもある大物となる。

アスンシオン市内から見たパラグアイ川:パラグアイ川の対岸はアルゼンチンのコリエンテス。その後1988年11月にアルゼンチンのコリエンテスで、国連主催のTFAP(熱帯林行動計画)の国際会議が開かれ、私は参加した。この時パラグアイで、森林局の局長と同僚だったエンシーソが出席していた。ここで再会を喜び、旧交を温めた。その後エンシーソは、森林局の局長となり2000年に日本に研修で来た時にあった。彼の体形が、いかにもパラグアイ人らしく、ビヤダルのようになり、この時の局長とそっくりな体形になったのには驚いた。肉食だからだろう。

アスンシオン市内:このころから高層ビルが増え始めた
パラグアイからチリへ
この時のパラグアイの訪問が終わり、次にはチリに向かった。その話はまた次回に。
つづく
6月の駒ケ岳

九州から東海までは、一か月近く早い梅雨入りとなりましたが、
関東甲信からは一休み。結局例年より遅い梅雨入りとなりそうです。
さて、今年も昨年と同様にマスクによる新型コロナ感染症対策と熱中症対策が同時に求められています。
一時は買うのも大変だったマスクですが、今では機能、デザインなどいろいろなものが選べるようになりました。
最近では、接触冷感・吸湿速乾・UVカットなど”夏マスク”と呼ばれるものも多く販売されています。
好みのものを選んで、できるだけ快適に過ごせたらと思います。
ご報告
天気が不安定な日が続き、梅雨入りも間近になってきました。
私事ですが2月に入籍し、先月結婚式を挙げさせていただきました! この場をお借りしてご報告させていただきます。
このような状況ですので家族挙式という形にはなってしまいましたが、無事に執り行うことができてうれしく感じております。
当日は天気も良く会場の近くから富士山を眺めることができました。

あたたかい家庭が築けるよう頑張ります!

TBT