ルート361

ゼンシンの日々

 晩秋間近の国道361号を“飛騨高山”目指して走ります。弾丸ツアーですが...そうは言ってもそれなりに・・・

九 蔵 峠                                      

 県道20号経由で「九蔵峠」を迂回しようとも思いましたが、往路は峠越えで走ります。

 九蔵峠ピーク付近の「御嶽山ビューポイント」から。付近には数台の車が停車しています。

 紅葉は色褪せて来ていますが、好日の御岳山は眺望は壮観で、山頂の冠雪が冬の訪れを感じます。

権現トンネル                                      

 高山市に入り目的地までおよそ30kmと迫った“飛騨ぶり街道”のトンネルの一つです。

 ルート内では珍しくナトリウムランプが使われ、オレンジ色とも濃黄色とも見えるの創る曲面壁の縞模様が面白いと伴に眠気にも誘われます。

日下部民藝館(くさかべみんげいかん)                         

 多くのインバウンドで賑わう街中を横目に、「日下部民藝館」にようやく到着です。

 日下部家は、幕府御用商人として栄えた商家でした。建物焼失後の明治12年に江戸時代の建築様式そのままの建物を造り上げ、昭和41年に国の重要文化財に指定されました。以降、民芸館として一般公開されています。

 今宵、ここで開演される 落合陽一 演出・《帰納する音楽会》サテライト公演 in TAKAYAMA   の鑑賞が今日の目的です。演奏者は畳敷きの「台所」で演奏し、聴衆は「ろじ」と呼ばれる土間と「おいえ」と呼ばれる座敷で鑑賞します。聴衆の真後ろに演出スタッフがおります。

 入場者は、ざっとですが130人位でしょうか。

 プログラムは、琉球古典音楽と日本フィル弦楽四重奏の演奏、両者のコラボ演奏の三部構成です。

 未だ経験のない、空間と距離での鑑賞が新鮮でした。

(スタッフ席から解説する落合陽一氏)

 琉球古典音楽と日本フィルのコラボ演奏で終演です。

(演奏者と落合氏の挨拶の様子)

 落合陽一氏の事は “落合信彦氏のご子息”という意識の方が勝っています。父親の信彦氏の著書を学生時代から濫読していた事があったためでしょう。

大都会“諏訪”

ゼンシンの日々

まだまだ残暑が厳しい頃のことです...

 危険な残暑の休日。「涼みに行くよ」と私はエアコンの前から剥がし取られて、なんとなく “八ヶ岳エリア”に涼み出掛けることになりました。

*****諏訪湖SA*****

 11時少し過ぎた頃、昼食に立ち寄りました。フードコートは既に多くの人で賑わっています。隅っこの席で“ざるそば”と “峠の釜めし”で昼食です。     

釜飯1300円💧・・・。ひとつ買ってシェアして食べました。陶器の器はいつも持て余すのでお店に返します。

*****富士見町*****

コンビニで飲み物を補給。陽射しの強さは家と遜色ありませんが、吹く風に心地良さが伝わります。標高1000㍍超えは違うものですね。

未だに行く当てが無いままボーとしているうちに、ふと浮かんだのが“星野リゾート(リゾナーレ八ヶ岳)と井戸尻考古館”でした。

*****リゾナーレ八ヶ岳*****

 北杜市まで移動、近場の駐車場はほぼ満車です。ミラノの建築家マリオ・ベリーニによる基本デザインでつくられた「リゾナーレ小淵沢」の頃、幾度か訪れました。2001年に経営破綻し“星野リゾート”が買収しました。我が家ではとても宿泊できそうもありません。 マルシェが催されてる石畳の回廊「ピーマン通り」を陽射し避けつつ少しお高目のショップを眺めながら散策しました。

*****井戸尻考古館*****

富士見町に舞い戻ります。 途中で、アウトレットに寄るつもりでしたが、今年の6月に閉鎖されている事を知りました。

なぜ ?“井戸尻” 以前視聴した“諏訪の縄文文化”とかいう内容のYouTubeの中で紹介された事がきっかけです。

 考古館は田畑に囲まれたのどかな風景の中にひかえめに建つ、どこにでもある典型的な昭和の博物館そのものの建物です。縄文の展示については、質も量もどこにも引けを取らないと言われている割には今ひとつ知名度が低いと思います。 収蔵品は縄文時代中期(約5500年前から約4500年前)の物が多く、縄文時代(約1万6000年前から約3000年前まで)の中で最も栄えたと言われている頃のコレクションです。

 展示室入口の右端に展示された多数の“矢じり”。大量に採掘される諏訪産の黒曜石やその加工技術や加工品は、縄文日本のトップブランドの一つで、縄文人の憧れ。諏訪地方に多くの人が集まった事で、遺跡や出土品がとんでもない数発見されている。まさに縄文時代の大都会とのことです。

※写真は展示ケースのガラス越しの撮影のため、一部加工されています。

>>>>> 土 器 <<<<<

【神像筒形土器】(しんぞうつつがたどき):重文

  なんじゃこれ!クオリティー凄すぎる。実用性無視してオシャレ?に特化したデザイン。教科書で習った土器とは別物ではないですか。

【水煙渦巻文深鉢】(すいえんうずまきもんふかばち):県宝

出張中の為レプリカ展示。火焔型土器に匹敵するデザイン性。水煙VS火焔の激突か?

【人面香炉】

※撮影禁止の為イラストにて

 表側は妊婦さんを表しているのかな? 裏側を覗くとゲッ!   「どくろ」とか髪が蛇を表す「メドゥーサ形ランプ」などと呼ばれているそうです。

【縦帯区画文深鉢】(じゅうたいくかくもんふかばち)

              大きな土器で、表面の文様はジオメトゥリカルともオガーニックともいえるデザインです。

【竹筒型有孔鍔付土器】(たけつつがたゆうこうつばつきどき)

 最新(今年の6月)の出土品。もはや縄文土器のメージが崩壊。

 なぜかボクサーパンツに見えてしまうのです・・・(すみません)

>>>>>土偶 <<<<<

【巳(蛇)を戴く神子】(へびをいただくみこ):重文

 日本最古の神子と言われています。後ろから見ると、頭に蛇をのせた珍しいデザインです。

【始祖女神像】(しそめがみぞう):重文

胸を張り、空を仰ぎ見る凛とした立ち姿に、親しみを込めて「バンザイどぐう」と勝手に呼び、イラストにしてみました。

*****にわか雨*****

「考古館」からの道すがら「八ヶ岳美術館」を横目で覗きこんでいる頃に、強い雨が降り出しました。車の温度計の表示は見る見る下がり、ついに19度を示しました。車外に出てみると“超涼し!!”

11月の駒ケ岳

社窓
2023年11月の駒ケ岳
2023年11月の駒ケ岳

ここにきて、いよいよ紅葉が見頃となりました。
今年は残暑が長かったためか、
山も平野も樹々が一斉に色づき、非常にきれいな紅葉の景色がみられています。

つい先ごろまでは、ハロウィンの装飾などで飾られていたものが、
11月になった途端に、クリスマスケーキの予約やクリスマスの装飾が見られるようになりました。
切り替えの早さに驚かされています。

暦でも「立冬」を迎えます。
これから、一気に冬、年末へと向かっていきそうですが、
もう少しだけ、秋を楽しみたいところです。

2023年11月の南アルプス
2023年11月の南アルプス

Autumn in 木曽路

ゼンシンの日々

■プロローグ

 秋晴れのなか、設計調査のため権兵衛峠 高速 道路を抜けて木曽町に向かいます。国道の気温表示計は16度を示しています。予定通り11時45分に現場到着。今日は「学年試験」の為、昼休みの時間から調査開始です。屋内外の調査は計画に反して手こずり、2時間ほどかかりました。

■道の駅日義木曽駒高原

 帰社の途中、昼食の買出しに道の駅に立ち寄りました。  

皆さんお馴染みの処と思います。店内の陳列棚は “ きのこ ” が幅を利かせ、秋色らしくなっています。「松茸の棚」の松茸も残り少なくなっていましたが、例年よりは高値の様です。

この建物の名称は「ささりんどう館」
・・・(そうだったのか)
「顔出し」の左上の家紋が“ささりんどう”です。
開田高原“とうもろこしソフトクリーム”
・・・(今日は遠慮します)
店先の「インパチェンス」の大株がきれいです。

きのこ

■ サラメシin巴が淵

 遅い昼食を落ち着いて食べようと思い「巴が淵」まで移動しました。駐車場の脇に” 巡回バス木曽っ子号 ” のBSがあり、平日は11便の運行の様です。 周辺の狭いエリアには、ところ狭しと幾つかの石碑や説明板が立ち並んでいます。「巴が淵」の解説は写真(右端)の通りです。

 

橋の上から「巴が淵」を眺めると、川面をさかのぼる大きな枯葉?と思いきや、 鴨?らしき🦆が一羽だけ泳いでいます。

巴渕(巴が渕・巴ケ渕):山吹山のふもと、木曽川が巴状に渦を巻く淵。         鴨がどこにいるか分かりますか?
ここ、ここ!

昼食は「🍙・おんたけ茶、デザート付き」にしました。昼食を取って落ち着いたところで、サッサと会社に戻ります。

★おにぎり:沢山の松茸だけの「炊き込みご飯」です。

★おんたけ茶:すっきりとした特徴的な味わいで、健康志向の方にお勧め。

★デザート:木曽の名店「田ぐち」の ” 御嶽もなか ” 、上品な甘さとやわらかな皮のお勧めの和菓子です。

[増井 博明 森林紀行 番外編 地域探訪の小さな旅]No.9 鷹取山(神奈川県相模原市)

森林紀行

鷹取山
 鷹取山は、中央線の藤野駅や上野原駅から歩いて登ることができる標高472mの低山で、里山ハイキングにぴったりのコースである。てっきり山梨県の山と思っていたが、ここは、神奈川県の相模原市緑区の佐野川地区が山梨県に入り込んでいるような地域で神奈川県の丹沢山系の端にある山である。

鷹取山地図

 2023(令和5年)9月23日(土)藤野駅から歩いて鷹取山の頂上までを往復した。歩行距離は、往復約15km、5時間の歩きであった。
 鷹取山は、明るい林相で自然を感じながら歩けるコースで、天気の良い日だったら楽勝の山である。しかし、この日は天気が悪かったのがわざわいした。低山は脇道が多く迷い易いと言われているとおり、実際に下山時にメンバーがバラバラとなってしまったのが原因で、道に迷ったものもいた。幸い脇道から主要道まで近く、全員無事下山した。午後3時くらいから雨も本降りとなり、低山といえども油断はならず、多くの反省点のある山行だった。

家からもより駅へ
 前日の晩から雨が降っていて、予報では夜中に止むとのことだった。だから私は行く予定にしていた。しかし、朝になっても小雨が降っていたので、行くのを迷った。とはいえ何人かのメンバーは来るだろうと思い行くことにした。雨に備え、ゴアテックスの雨具と傘も持って行った。もより駅まで自転車で行ったので早速ゴアテックスが役立った。

藤野駅
 藤野駅に9時30分集合だった。5名が集まった。メンバーはフランス人2名、アメリカ人1名、日本人が私ともう1人で、合計5名であった。藤野駅ではまだ霧雨が降っている。

藤野神社へ
 9時40分頃、藤野駅からまずは藤野神社に向かって歩き始める。すぐに中央線の下をくぐる短いトンネルがある。くぐって10分ほど歩くともう藤野神社だ。この頃には雨は上がって、ほっとした。
 今までの猛暑とは打って変って、この日は天気が悪いせいもあり涼しく快調に歩けた。湿度は高かったが涼しいので蒸し暑さも感じなかった。しかし、湿気ているので汗はかなりかいた。

藤野神社
 神社の手前の土手にはヒガンバナが沢山咲いている。そしてユズが植えられている斜面もある。アメリカ人のソフィーさんが初めて見るようで珍しがっていた。フランス人のルイさんが、日本の山里にはユズは多いのだよといろいろと説明している。ソフィーさんは英語とスペイン語を話し、ルイさんはフランス語と英語と日本語を話す。

ヒガンバナ
藤野神社手前のユズ
藤野神社への階段

岩戸山へ向かう
 神社へは登らず、横道を上に登って行く。しばらく登ると道沿いに小さな祠があった。これ以降もこの道沿いには小さな祠が沢山あった。

山道沿いにあった祠

水源の森
 すぐに伐採や間伐を行った森林となった。私はここは山梨県とてっきり思っていたが、神奈川県の水源の森だった。前述したように、神奈川県の相模原市の丹沢山系の端っこが山梨県に入り込んでいるような場所だった。

神奈川県の水源の森
杉林を通して対岸をみる
スギ林を進む
東電の高圧線も山中に通っている
対岸の山と上野原の町
コナラ
ヤマザクラ

岩戸山
 歩き始めて約40分。10時20分頃に岩戸山に着く。ここで小休止。藤野駅の標高が219mで岩戸山が377mだから158m登ったこととなる。
 ソフィーさんが半ズボンで来たのでスネを蚊やブヨに沢山刺されてしまった。「誰か防虫剤を持っていないか?」と尋ねるが、あいにく誰もそれを持っていなかった。それで「我慢してね。」ということになり、ソフィーさんは、「大丈夫。大丈夫。」と言いつつ帽子で盛んにスネのあたりを払い、虫を追い払う。

岩戸山頂上

小淵山へ向かう
 ここから小淵山まではかなり緩やかなアップダウンで楽な道だった。このあたりの林相の上層を見るとかなり密な状況でコナラとヤマザクラであった。

上層はコナラとヤマザクラが優占する林相

小淵山
 小淵山に着いたのは11時だから岩戸山からわずか15分くらいだった。標高は350mだから岩戸山より27m低い。ここで写真を撮った時に頂上の標識に杖を立てかけ、ここに忘れてしまったのだ。この杖を忘れたことが下山時に皆がバラバラとなってしまった原因となる。
 猛暑がこの日は吹き飛び、涼しさが続くが、湿度が高く速乾のTシャツを着ていたが、汗ビッショリだった。

小淵山の標識
小淵山頂上

鷹取山へ向かう
 小淵山から下り始めると、すぐに杉林に入り、杉の木そのものに手すり代わりのロープが張られているほど、相当に急な下りがある。もちろん逆に登れば相当な登りである。昨日からの雨で道が濡れているので、湿っているロープを掴んで、その助けを借りないと滑ってしまう。ソフィーさんがスポーツシューズで来たのでここを降りるのにも苦労している。この辺りから色々な種類のキノコが沢山生えているのが目に付く。

シロオニタケ
サルノコシカケ
ヤブラン
シラヤマギク
コウヤボウキ
ハンモックサラグモの巣

林相
 先に密な場所の上層はコナラとヤマザクラが優占していると書いたが、樹木の密度が多少疎になり、光が入り明るくなると上層はコナラとアカマツが優占する。

上層はアカマツとコナラ

始めて人に出会う
 途中、初めて、前期高齢者に思える3人組に会った。今日は生藤山に登る予定だったそうだが、雨模様なので予定を変えて鷹取山に登って来たそうだ。これから降りて町で一杯やるそうだ。ここから鷹取山までどれくらいかかるか聞くと、30分以上はかかるだろうということだった。我々はここから約40分で鷹取山の頂上に着いた。

鷹取山
 12時10分だった。鷹取山の頂上には、鐘楼堂の跡や烽火台跡があった。鐘撞堂からは、武田家所領の時代に軍の陣場へ大鐘を掛けて合図をしたそうだ。また烽火台からは、のろし火をあげて上野原鶴島の御前山砦や大月の岩殿山砦へ合図をしたということだ。天気が良ければ360度のパノラマビューが楽しめ、陣馬山や富士山も見えるとのことだったが、生憎の曇り空で対面の山並みとその下の町しか眺めることができなかった。
 ここで昼飯を食べおしゃべりを楽しみ1時間ほど休んだ。それから下りだしたが、全く同じ道を下る。ソフィーさんは若干くたびれ気味で近くの上野原駅に降りたいことだったが、予定通り来た道を戻り、藤野駅に戻ることにした。ここでもソフィーさんの様子を見て、彼女の疲れ具合から、少しでも近い上野原駅に降りるべきだったと今になって思う。

鷹取山頂上
頂上から上野原方面
同上

ソフィーさんが膝をすりむく
 小淵山へ巻道がある分岐の前でソフィーさんがスニーカーのため滑り膝をすりむく。かなり急斜面だったが、若干くたびれてきて道は濡れて小石が多かったので滑ってしまったのだ。ここでルイさんらが膝を拭いたりするのを手伝っていたので、この分岐から私は一人で、「小淵山にもう一度登り、杖を捜しに行く。」と言って、一人で小淵山方面へ向かった。
 するとすぐにハナさんが、「私も行く。」と言い、すぐに私を追い越し前を歩き始め、小淵山へ一緒に向かった。
 残りの3人は、レオさんを先頭に巻道を行った。時々上と下とで声を掛け合いながら行ったが、しばらくしてレオさんの声が聞こえなくなった。

3人の状況
 後で3人組の状況を聞くと、レオさんが先に行き過ぎたため、後のルイさんとソフィーさんの2人がレオさんを見失なったとのことだ。レオさんはレオさんで、横道が多いので、一人で道に迷ってしまったとのことだった。

小淵山
 私とハナさんは小淵山に着いた。案の定、杖は小淵山の頂上を表す杭に立てかけてあった。私は杖が見つかりほっとした。

ルイさんから電話
 そこにルイさんからハナさんに電話があった。ルイさんとソフィーさんの2人は道に迷っているとのこと。レオさんとはぐれたとのことだった。
 私は、たいして困ったとは思わなかった。というのは、この山の、ほぼ東西に通る尾根はおおむね400m~200mくらいの高さで、尾根に沿って走る南北の舗装道路に降りるのは30分~1時間くらいで降りられるからだ。
 ハナさんが近くの道標があるところで待つようにルイさんに指示してハナさんと私も今来た道を一緒に戻る。しかし、しばらく歩き私は体力がないので、ハナさんに付いていけないので、一人で岩戸山から藤野駅に戻ることにして、ハナさんには二人が見つかったら私のスマホに連絡をくれるよう頼んで私は一人で戻る。歳を取り、体力がないということは何と情けないことかと思ったものである。

小淵山で見つけた杖とともに

岩戸山
 15時頃からかなり雨が降り出した。本降りとなった。私はゴアテックスを持っていたが、まだこれを着ないでも風がないので傘でしのぐことができた。既に山はかなり暗い。雨が降っていて山の中だと真っ暗という表現でもおかしくない。ヘッドライトを持っていれば良かったと思った。

岩戸山を示す道標
再び岩戸山頂上
林芙美子の読んだ歌が岩戸山にある

ハナさんから電話
 ちょうど、その時ハナさんから連絡があり、2人を無事発見し、小淵山、岩戸山から藤野駅に戻るとの連絡があった。ハナさん情報だとレオさんからも連絡があり、14時半頃、藤野駅に着いているとのこと。私は、藤野神社を通り、15時半頃、藤野駅に到着した。

レオさんの話
 レオさんは登った尾根道ではなく、北側の谷沿いから広い舗装道路に降りてしまい、近くの農民に道を聞き、藤野駅に戻ったとのこと。

全員合流
 ハナさん達3人は16時頃藤野駅に到着。ソフィーさんも駅で缶ジューズを飲んで、元気を取り戻した。また、皆何事もなかったかのように話に夢中になった。

雨雲。藤野駅方面
藤野駅
藤野駅から帰宅へ

帰宅
 16時過ぎの中央線で藤野駅から、帰宅した。このころには雨は上がっていた。
 今回の山行は、様々な反省点があった。低山ほどいろいろな巻き道、横道が多く、迷いやすいので、全員がそれぞれ地図を持つことは必須と思った。他のメンバーに頼らず、一人でも歩けるように事前に地図を見て、必ず持って行かなければならない。メンバー間ではスマホで連絡できるようにしておく。グループラインがあるので、全員それに入っておく。簡単な山登りでも装備はきちんとし、例えば、登山靴、雨具、ヘッドライトは必須。半ズボン、半そでは避け、長ズボン、長袖。できれば山行の保険に入るなどである。
 しかし、最も簡単で安全な対策は、雨模様の時は山に行かないことである。好天であれば、全く問題はなく、もっと楽しい山行であっただろうと思うのである。



つづく

10月の駒ケ岳

社窓
10月の駒ケ岳 初冠雪

暑すぎる9月が終わったと思っていたら、
駒ケ岳では初冠雪。夏から秋を通り越して冬への入り口を感じる季節となりました。
10月に入ってから秋らしい晴れの空がみられるようになってきました。

やっと秋らしくなってきましたが、
この夏の猛暑のためなのか、秋の味覚にも影響があるようです。

信州の味覚といえば「きのこ」
暑さの影響でいまのところ不作の様相。
これからの気温の低下や降雨の状況に期待するとのことです。

秋の食卓にならぶ「秋刀魚」
こちらも暑さによる潮流の変化などがあり、不漁とのこと。

一方でぶどうの王様「シャインマスカット」
こちらは、例年に比べて豊作で、価格もかなり安いとの報道もありました。
ただ、ぶどうについては暑さの影響で身が割れてしまうものも多かったとのお話も聞きました。


夏の雨が少なく品等が下がった、逆に天候に恵まれ豊作になった、
台風の影響で収穫量に影響があった、逆に台風の影響が無く過去最高の収穫量になった、
など、品目や地域によっても差があるようです。

短い秋となりそうですが、しっかりと楽しみたいです。

2023年10月の南アルプス

9月の駒ケ岳

社窓
2023年9月の駒ケ岳

9月になっても真夏日が続く厳しい残暑となっています。
とは言え、信州では、朝晩は涼しく心地よい風が吹くようになってきました。

先月に引き続き、社屋の外壁等の改修工事で足場が組まれていますが、
両アルプスは、連日真夏日となるものの秋晴れとはならず、雲に隠れていることが大半です。

さて、最近はスポーツの話題が豊富です。

FIFA 女子ワールドカップオーストラリア・ニュージーランドでは、
女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)が、
宮澤選手が得点王に輝くなど素晴らしい試合を見せてくれました。

世界陸上2023 ブダペストは、
日本人選手メダル2、入賞11という素晴らしい成績で幕を閉じました。

FIBA バスケットボール ワールドカップ2023では、
バスケットボール男子日本代表(AKATSUKI JAPAN)が
パリ オリンピック2024 への出場権を掴み、大いに盛り上がりました。

続いて、ラグビーW杯2023フランスが開幕し、
日本代表(BRAVE BLOSSOMS)の戦いも楽しみなところです。

また、FIVB ワールドカップバレー2023が日本で開幕します。
こちらもパリ五輪の予選を兼ねており、
女子日本代表(火の鳥NIPPON)、男子日本代表(龍神NIPPON)
ともに、躍進が期待されるところです。

さらに、プロ野球セントラルリーグでは、
阪神タイガースが18年ぶりに『あれ』改めリーグ優勝を決めました。

これから、スポーツの秋がやってきます。
まだまだ楽しみが続きそうです。

現場で出会う生き物

ゼンシンの日々

入社して4,5か月が経ちました。

社会人になってから時間がとても速いです!

さて、現場に出て作業していると様々な生き物に出会いますが、今回は山梨県北杜市で見かけた生き物の痕跡をご紹介します。

まずはこちら。山中の作業にて発見。

これは「キツネの巣穴」です!

私はキツネなんて馴染みがないので、びっくりです!

昼間はこの中で寝ているそうですが、起こして襲われるのが怖かったのでそっと覗いておくだけにしました(笑)

続いては、こちら。

やぶを切り開いて作った場所なんですが、後日訪れるとぼこぼこにされていました…

イノシシだ!と思ったのですが、違いました(笑) なんだかわかりますか??

これは「シカの寝床」だそうです!

シカも寝床を作って寝るんですね、知らなかったです。

作業現場からの風景               

他にもサルやカエル、トンボ、マムシなどたくさんの生き物をみかけました。

作業の合間にこういう楽しみ方ができるとリフレッシュにもなりますね。

まだ暑い日が続きそうですが、体調管理に気を付けて頑張っていきたいです!

インターンシップ

お知らせ

7月31日から8月4日までの間、
本年度ならびに令和6年度卒業予定の学生さん2名の
インターンシップ受け入れを行いました。

まずは、社内にて弊社ならびに測量・建設コンサルタント業界の紹介、
測量、調査、設計など業務の内容について説明をし、
その後、周辺の砂防施設を巡ってりました。
現地では施設の意味や必要性、
ここでの私たちの会社が担う役割などについて理解を深めていただきました。

UAVの飛行実習では、弊社の技術者が操縦方法などレクチャーした後、
学生さんに実際に小型のUAVを操縦していただき、写真の撮影まで行いました。

また、測量の現場では基準点測量を行い、実際に器機の設置や観測の作業を、
流量観測の現場では、担当者から観測の必要性や作業の内容などを説明し、
間近で観測作業の様子を見てもらいました。

学生の皆さんには、私たちの仕事の一部ではありますが体験をしていただきました。
ありがとうございました。

弊社では、今後も随時、インターンシップ、仕事体験など受け付けております。
仕事体験につきましては会社見学と合わせて1日からでも可能です。
ご希望する方は下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。

株式会社ゼンシン 採用担当
    TEL 0265-83-4865
    FAX 0265-83-9728
    E-mail : saiyou@k-zensin.co.jp

8月の駒ケ岳

社窓
2023年8月の駒ケ岳

連日猛暑が続いています。
今年の7月は日本のみならず、世界的に記録的な猛暑となったようです。
長期予報では、これからも平均より気温の高い日が多くなるとのことで、
厳しい夏の日、また厳しい残暑となりそうです。

現在、社屋の外壁等の改修工事で足場が組まれており、
社窓から景色が望めなくなっているため、
駒ケ岳の写真は、社屋周辺で見える場所を探して撮影しました。

連日の猛暑の中で作業をしていただいており、
職人の皆さんには本当に感謝です。

過ごしやすいといわれるここ信州でも、
熱中症警戒アラートが発表される日が多くなっています。
くれぐれも体調に気を付けてお過ごしください。

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