5月の駒ヶ岳
久々の快晴です。
今週は特に天気の悪い日が続きましたが、今日は文句なしの快晴で現場作業も快適でした。
先週の更新に引き続き私も4月からの新入社員なのですが、純白ではなく他業種からの転職です。
新しい業務や現場での立ち回り、先輩の皆様から教われることはいち早く吸収して身に着けていきたいです。
話題も尽きたので趣味の話です(笑)サラブレッドが好きで北海道や九州の馬産地を巡り歩いております。かんじんの馬は諸事情により写ってないですが、広大な日高の牧場の写真を載せてみました。
【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.20
ジャンガ村とカジョー村
ジャンガ(Djanga)村
ジャンガ村には2011年4月20日(水)、フガングエ村の後に訪ねた。
村の雰囲気
村に着いた時に村人が集まって村民集会を開いていた。その参加者は男だけで、男性社会である。そして有力者は裕福そうでソーラー発電やテレビも持っていた。貧しい中でも貧富の差はかなりありそうに見えた。
男達が集まって村の集会
村の有力者の家にはテレビがあり、外にアンテナ
を立て、ソーラーパネルとバッテリーがある
粘土で作った改良カマドを使用
トウモロコシの粉を溶いて暖めている
まな板を使わないが、手の上で上手に切る
つるべ式の井戸も多い
村のトイレ。家とは離れて作る。プラスティック性の
やかんに水を入れて持って行きそれで手を洗う
シアバターの購入
村人が持って来たシアバターの重さを測る
シアバターを溶かす。固まる時間を測る
この村で作ったシアバター
カジョー(Kadjo)村
カジョー村に行ったのは2011年4月21日(木)のことである。カッソンと行った。村への会計指導である。
途中の道路はトラックが通るとひどい埃
途中のカシューナッツの植栽地
村の雰囲気
バンファオラからシデラドゥグを過ぎ、さらに遠くの林内の村で、村人がよりまとまっているように見える。
村の入口
我々が着くと、すぐに皆が集まってくる
粘土で作った改良かまど
割礼
この辺りの子供達は全員が割礼を受けていると思われる。裸で歩いている男の子を見ると良く分かる。女性も皆、割礼を受けていると思われる。デベソも多い。5才までに20%の子供は亡くなると言われているが、割礼の影響もあるのではないかと思われる。
会計指導
村人にプロジェクトのバランスシートを説明
スンバラ
スンバラを沢山作っている。スンバラの莢。前に記したが
ネレというマメ科の木の種子を発酵させ作る調味料。
納豆菌と同類の菌のため好きな人には良い匂いだが、
外国人では、その匂いに適応できない人もいる。
カジョー村から帰る途中の村にて
イスフがホロホロチョウを2羽買う
ホロホロチョウ
子供達と
続く
桜満開
会社の前にある公園の桜が、今年は4月10日に満開となりました。
昨年より5日ほど早く、一昨年より2日ほど遅い満開でした。
先日は雪が降ったにも関わらず、とてもきれいに咲いていました。
(奥中央に見える社屋・・・)
ここ数年、満開の写真撮影にはとても良い天気で空の色に映えてとても良い写真が撮れていたのに
今日はあいにくの曇りで、気温も低い・・・
(昨年と同じような方向より、撮ってみました。)
寒さに負けない桜を見習って、今年度も元気に励みたいと思います!!!!!
<早くお花見に行かなきゃ!!
新入社員
ゼンシンという会社名にはどんな意味があるんだろう?
前に進む前進からとっているのだろうかと思っていたら、実は全信(州)という意味が込められてい
るとききました。
自分は信州が好きで、東京から戻ってきました。
信州には美しい自然があり、夏には川で泳いだり、
冬はスノーボードを楽しみます。
これからこの信州で仕事をしたり、遊んだり思い切り楽しんでいきたいと思います!
とにかくまずは資格の勉強に全力投球!!
TBT
平成26年度長野県優良技術者表彰、若手技術者等所長表彰
26年度長野県優良技術者表彰および若手技術者等所長表彰において、弊社より3名が受賞いたしました。
関係者の皆様方には、この場をお借りして御礼申し上げます。
今後も、社員一同さらなる技術の向上をはかり、地域に貢献していきたいと思います。
長野県優良技術者表彰
代田 竜介
(長野県庁にて)
若手技術者等所長表彰
清水 郁 (安曇野建設事務所)
原田 東鶴 (伊那建設事務所、諏訪建設事務所)
(安曇野建設事務所にて)
丹沢へ
3月30日、丹沢に行ってきました。塔の岳という山頂付近のシカ害はひどいものでした。土留工や山腹工、それに植生保護工など随分と参考になりました。
最高の天気。8時に秦野駅へ。吉村君と待ち合わせ8時18分のバスでヤビツ峠へ。9時頃から歩き始める。最初舗装道路をかなり下る。30分ほど。ようやく登り口に着く。
登り口 9時6分
シカ害がひどい。そのためか土壌流亡がひどい。土留工がやたら多く植生保護工なども沢山ある。まずは二の塔に向かって登る。
ひどいシカ害。下層木は食べられている
山の中の蒲団かごや土嚢、丸太による土留工
キブシが沢山咲いていた。雄花
アブラチャン
コンクリート擁壁とコンクリート枠工。
緑化植物の外来種や牧草などが問題。
生態系の撹乱とシカやネズミが増える
ひどい土壌流出
スギの雄花の花粉がひどい。スギは雌雄同株。
しばらく登ると土捨て場?のようなものが見える。11時
昔の飯場か茶屋の跡のようなブロックを積んだもの
シカよけネット
11時20分 二の塔にて。塔ノ岳まで4.6km
二の塔から大山を望む
二の塔からの富士山。
二の塔から三の塔を望む
三の塔あたりの山腹土留工
この編柵は何か?
三の塔頂上に12時に着く
同上
三の塔1,136m 三の塔山頂小屋。小屋が増えているのにびっくり。
三の塔山頂から塔ノ岳尊仏山荘を望む
三の塔から烏尾山頂を望む
このネットは何か?黒いのは柔らかくスポンジのよう。
横浜から大山まで自転車で来て、大山、ヤビツ、塔の岳、蛭が岳まで往復している高校生にであう。
12時半 烏尾山(1,136)山頂小屋
12時50分 シカの防護ネット。これでも土壌流出は激しい
馬酔木
行者岳から烏尾山(手前)と三の塔(左の大きな山)を望む。1時10分。
崩壊地も多い
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)の表面
ヒオドシチョウの裏面
新大日岳(1,340m)山頂小屋 2時。
このころから急がないと降りる頃には暗くなると思う。
このあたりからシカの食害がとてつもなくひどい
県が対策してもシカ害はとてもひどい。国定公園は国が指定し、県が保護費を出す。国立公園は全部国。
木の又山頂(1,396m)山頂小屋 2時40分。小屋が多い。
塔ノ岳山頂(1,490m)3時。風が強い。
塔ノ岳 尊仏山荘 左が昔の古いもの
山頂付近のシカの食害が一番ひどい
鍋割山への分岐 3時半
花立山荘 3時40分。途中の山小屋がすごく増えた。
三の塔の尾根
登山道もひどい土壌流出
堀山の家 4時20分
カケス(頭が白く黒点がある)
この辺りから歩きやすい道 4時40分
横断溝もある
駒止小屋(830mくらい)4時50分
横断溝
見晴茶屋(600mくらい)裏 5時20分
見晴茶屋(600mくらい) 5時20分
サクラ。
途中大倉から塔ノ岳まで登ってくる人に会う。今日はこれで2往復目だと。1回目は登り2時間15分とのこと。2回目暗くなってもいつも歩いているので大丈夫とのこと。60過ぎの私くらいの年の人。
5時40分 大倉高原山の家
今日は大分あるいた。20kmくらいだろう。年の割には歩けた方と思ったら、最後の方で会った人はすごい。よく大倉尾根を2往復する気になるなと。しかし、しょっちゅうそれで訓練しているようだった。
山は大倉から塔の岳は大分整備された。大倉より半分くらいは歩きやすい道だが、それより上は歩きにくい。階段もだいぶ整備された。山小屋が随分と増えたのでびっくりだ。塔ノ岳からヤビツ峠間は昔と同じような歩道だ。
増井
4月の駒ヶ岳
【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.19
ウラテンガ(Ouratenga)村とフガングエ(Fougangue)村
ウラテンガ村
ウラテンガ村に行ったのは2011年4月14日(木)のことで、ウェンガ村を訪ねた後に行った。この村もシアバターの買い付けを兼ねて行ったものである。
村の雰囲気
ロバが草を食み、のんびりとした雰囲気である
トウモロコシ粉を練って暖めている。使っているのは
最も原始的な石を三つ使った三ツ石カマドだ
シアバターの購入
住民の作ったシアバターの重さを測り、
品質を調べた後に購入伝票を渡す
ドゥリバラ
マラリアに効くというドゥリバラの根を削る
削った根を乾燥させる
苗畑
極小さな村落苗畑である
ワラをかけて日陰を作る
ウラテンガの家
家の外。雑然とし、整理していない
家の中では子供に昼寝をさせていた
フガングエ(Fougangue)村
フガングエ村に行ったのは4月20日(水)である。カッソンとラキエタ・センターのいつもの2人と行った。フガングエ村の後にジャンガ村にも行った。ここはシアバターの買い付けを兼ねて行ったものである。
シデラドゥグで
昨日(4月19日)倉庫の検査に行く時に、遅い昼飯を取った焼き肉屋で、また昼飯用に肉を焼いておいてくれるように頼んでからフガングエ村に行く。
清潔とは言えないが、焼いてあるので大丈夫。これが美味い
村の雰囲気
村の入口
薪を積んでいる。積み方は他の村と比較して良い方である
シアバターの購入
村人がシアバターを運んでくる。いつもと同様
重さをはかり、品質を調べ、購入伝票を渡す
バグボの写真
前述したように、この時隣国のコートジボワールではバグボ元大統領派と現大統領のワッタラ派との衝突から内戦状態に陥り、村へ訪ねる少し前に元大統領のボグボが拘束された。バグボへの不満はコートジボワルからブルキナまで届いていたのであろう。この辺鄙な村の中でバグボが白人の警官に捉まり、真っ裸で警棒でたたかれながら押し連れられて行く写真が出回っていたのである。そのような写真がこのようなところにあるとは本当に驚いた。これはもちろん合成写真であるが、静かな村でも一旦ことが起こればどのように変身するかわからないと思ったものである。
つづく
【森林紀行No.3 ブルキナ・ファソ編】 No.18
スバカ村、ウェンガ村
スバカ(Soubaka)村
スバカ村に行ったのは2011年4月13日(水)だった。この日はスバカ村のプロジェクトの委員会の総会を行った。スバカ村はタニャナ村に近く、トゥムセニ指定林周辺の村である。正式にはスバカニエドゥグゥ(Soubakaniédougou)という。
スバカまでの道
何回も通る道であるが、通るたびに楽しい。
バイクだけでなく自転車利用の女性も多い
立派なカイセドラの並木道
村の雰囲気
スバカ村はトゥムセニ指定林の周辺にあり、この指定林はバンフォラの西側に位置し、バンフォラにかなり近い。バンフォラの東側に位置しバンフォラからはかなり遠いグアンドゥグやコングコ指定林の周辺の村よりも物質的には大分豊かなように見える。
ヤシの木が多く、大きな建物もある
裸で遊ぶ子供達
木に登り、総会のおやつとして食べるマンゴーを取る男性。
マンゴーの木は村内に沢山植えられている
男性が落としたマンゴーを運んで来る女性
女性が持ってきたマンゴー
ドゥニーズが総会の司会を行う
バランスシートの表を見せる村人
総会に出席しているほとんどの女性達のかかとは、ひび割れている。乾燥しているので、こうなるのであろう。ここから黴菌が入る可能性があるので、せめてシアバターを塗ってもらいたいと思ったものである。
ウェンガ(Wenga)村
ウェンガ村に行ったのは2011年4月14日(木)のことで、スタッフのママドゥとラキエタ・センターの2人と一緒に行った。ウェンガ村はグアンドゥグ指定林周辺の村で、シデラドゥグの先の村である。バンフォラからはシデラドゥグまでは車で1時間はかかるから1時間半以上はかかる遠い村である。
村に行くまでの道
いつものことであるが、バンフォラでサンドイッチを買って、シデラドゥグで休む。簡易なバイクや自転車が村人の主要な足だ。
たこ焼き型鉄板で作ったオヤキをイスフと一緒に食べる
ヤマハのバイク
ごく簡易な自転車
ウェンガ村
ウェンガ村の入り口にはプロジェクトの支援で作った井戸もある。また、簡易な村落苗畑もあり、薪も揃えて積んでいる。ここではシアバターの買い付けとプロジェクトの進行状況を聞きこんだ。
プロジェクトで支援した井戸
簡易な村落苗畑
薪
プロジェクトの進行状況の聞き込み